北条かや女史と「こじらせ(女子)」炎上を巡る面倒くさい話|やまもといちろうコラム (1/2ページ)

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炎上の火種に問題あり!?(写真はイメージです)
炎上の火種に問題あり!?(写真はイメージです)

 山本一郎(やまもといちろう)です。炎上を見物しに行ったらすでに物件が燃え落ちていたという経験は比較的良くあるわけで、せっかく見に行ったのに話が終わっていたというのはただひたすらに残念なことです。

 で、今回の北条かや女史と、いわゆる「こじらせ(女子)」を巡る論争というのは、いまもブスブスと燃えて黒煙を上げている状態なのですが、何と言うか、花見の場所を先にとっていたのに敷いていたブルーシートに入られたとかいう感じの「女の縄張り争い」みたいな流れになっていて、どうにも素材のイマイチ感が否めないわけです。

能町氏、雨宮氏、抗議を行う

 要するに、「こじらせ(女子)」という言葉の発案者である雨宮まみ女史に、その言葉を踏んだタイトルの書籍企画を打診したら「これ以上書くことがない」として断られた書籍編集者が、似たような雰囲気の北条かや女史にこの言葉をタイトルに入れた本の出版をさせたら、雨宮女史の機嫌を損ねて騒がれて炎上、という話です。

 北条女史は、前走でも「風邪で休日受診したら7,000円もとられた」発言で医療関係者から盛大に馬鹿にされる事案を引き起こし、直線2ハロンぐらいのタイムはかなりのスピードが出せることは立証してみせただけに、少し注目していたわけですね。

 そこへ、能町みね子女史が、友人である雨宮女史を支持する形で参戦したり、北条女史がガソリンを頑張って撒くようなクソ記事をブログにアップして燃え広がったりしていますが、いかんせん話自体がどうでもいいものなので、せっかくのリングに観客が集まっているのにプロレスが面白くないのです。ある程度、拠って立つところが明確な雨宮女史とマッチメイクされるほど、北条女史の完成度が高くなく、ある意味で「うぉーっ」と論理的に攻め込んだら「責められる可哀想な私。死んでお詫びします」みたいな話になって、ちょっと塩分が多すぎやせんか、と思うわけです。

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