【現代医学】戦国時代に「DNA鑑定」があったらヤバイかったことが判明 / 殺されるかもしれない! (1/6ページ)

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【現代医学】戦国時代に「DNA鑑定」があったらヤバイかったことが判明 / 殺されるかもしれない!

こんにちは! 歴史好き女医の馬渕まりです。専門は代謝内科。脂質異常症や糖尿病などの生活習慣病が得意分野です。

最近、ワイドショーを騒がせている“親子鑑定”問題。すべては「DNA」の解析技術が発展したことにより、確率高く真実が判明することになったワケですが、歴史的に見ても「こいつはオレの息子じゃない」「前の主君の子だ!」と親子問題はこじれることが多々あり、今も昔も「人間だもの」な世界が繰り広げられておりました。

・正式名称はデオキシリボ核酸
今回は、ちょいと長めにDNAのお勉強がてら、斎藤道三さんに目を向けてみたいと思います。DNAというのは略称で、正式には『デオキシリボ核酸』と言います。細胞の中にある物質で五炭糖(デオキシリボース)を含むためこの名前が付けられましたが、発見当初はどんな働きをするかは分かりませんでした。

・ワトソン博士とクリック博士の論文
遺伝情報を担うと判明したのは1944年のこと。そして1953年に発表されたワトソン博士とクリック博士の論文で、二重螺旋であることや、細胞分裂の際にDNAが複製をつくること、さらにはどのようにタンパク質が合成されるかが解明されました。

・タンパク質の設計図になっている
人の身体を構成する重要な物質は何だと思いますか? それはタンパク質です。筋肉もタンパク質なら、インスリンなどのホルモンもタンパク質。アミノ酸(全部で20種類ある)が結合して出来ており、DNAのある部分がタンパク質の設計図になっているため、DNA(の一部)が遺伝子と呼ばれるのです。

dna3

・RNAを介してアミノ酸に翻訳
なんだか小難しい話で退屈かもしれませんが、もう少しだけ! DNAはリン酸、塩基、五炭糖からなります。

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