乙武氏妻のスピーチに絶賛の嵐?イメージ回復で狙う”再出馬” (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

■涙の裏に隠された「都知事」への野望

 会の終了後、乙武氏はインタビュー形式の映像コメントを発表。その中で今後の予定は「今は全くの白紙です」と答えており、今夏の参院選出馬の可能性はなくなった。だが、決して政界進出をあきらめたわけではなく、胸に野望を秘めているという。

「乙武氏の最大の目標は2020年の東京都知事選。参院選はあくまで地ならしや実績作りの意味合いで考えていたようです。騒動によって自民党からの公認が得られず参院選は断念せざるを得ない状況ですが、都知事選までにはまだ4年ある。この間にしっかり体勢を立て直し、出馬への足掛かりを築きたいようです」(政治関係者)

 乙武氏の謝罪だけなら難しかっただろうが、仁美さんのスピーチによってイメージも変わってきた。普通の夫婦とは違った家庭の事情があり、それでも夫を支え続けたいと意思表明したのなら二人を応援したくなる。

「本来なら離婚モノなのに奥さんが乙武氏をかばい続けているのも、夫のイメージを回復するため。乙武氏には幅広い人脈を持つ経営者がブレーンとしてついており、都知事選を念頭に奥さんのコメント含めてすべてチェックしているようです。恐妻イメージで夫をけなしながらかばうのも戦略でしょう。自民党の選対がサポートについているとの情報もある。ホームページ上の謝罪文は逆に反発を招きましたが、今回のスピーチによって少なくとも出席者たちは同情的になっていた」(前同)

 だが、あくまで今回は関係者に向けた謝罪。2020年に乙武氏が都知事の椅子に座っているかどうかは、これからどう世間にアピールしていくかで大きく変わっていくことになるだろう。

文・佐藤勇馬(さとうゆうま)

※個人ニュースサイト運営中の2004年ごろに商業誌にライターとしてスカウトされて以来、ネットや携帯電話の問題を中心に芸能、事件、サブカル、マンガ、プロレス、カルト宗教など幅広い分野で記事を執筆中。著書に「ケータイ廃人」(データハウス)「新潟あるある」(TOブックス)など多数。

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