『カシオプレミアム電卓 S100』3万円オーバーの高級電卓はいったい誰が買うのか? (1/4ページ)

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『カシオプレミアム電卓 S100』3万円オーバーの高級電卓はいったい誰が買うのか?

電卓(卓上電子計算機)の発明というのは画期的で、それまでソロバンで計算をしていた人類が、特殊な能力を必要とせずに物の勘定ができるようになった。そして文明が発達し、今や電卓は100均ショップでも購入できるほど身近な存在となった。そんな時代に、実売価格で3万円以上もする『カシオプレミアム電卓 S100』が、老舗メーカーのCASIO(カシオ計算機)から登場すると聞き、ちょっとした驚きとともに「電卓にそんな値段を出す人がいるのだろうか」と疑問に思った。そこで、さっそくこのS100の魅力を探るべく試用してみた。

■プレミア感を演出する黒のハードボックスからのぞく精悍な面構え
カメラ業界では、コンパクトデジカメの売上げが軒並み落ちており、その原因はスマートフォンだという。そこでメーカーは、プレミア感を付加価値とした「高級コンデジ」路線へ舵を切り、それが好調だ。記者もiPhone 6ユーザーであるが、実売5万円弱の高級コンデジを利用している。その理由は”スマホでは得られない所有する喜びと、ハイクオリティな品質“があるからだ。

つまり同じ波が電卓にも訪れたということなのだろうか。『カシオプレミアム電卓 S100』(想定小売価格 3万7800円・2015年11月6日発売)は、そんな所有する喜びを得ることのできるプレミアム電卓だ。
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S100を箱から取り出してみる。ブラックのスタイリッシュなハードボックスに、しっかりと収まる緩衝材。ガンメタリックのシルバープレートに「CASIO CALCULATOR S100」の文字。すべてがプレミア感を演出しており、心が高揚するのを否めない。そして、S100を手に取ると、ずっしりとした質感に改めてワクワクさせられる。

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