愛之助の隠し子騒動で試される”梨園の妻”藤原紀香の器量 (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

■求められるのは”梨園の妻”としての対応

 親から子、子から孫へと血筋を通して受け継がれるのが歌舞伎の世界だが、会見時に跡継ぎについて聞かれた、愛之助はこう答えている。

「僕自身は養子で片岡家に入れていただいた。例えば、愛之助の名前をどうしても使わせたいのに、子供がいないとなれば、養子でも芸養子でもかまわない」

 一方、紀香の答えはこうだった。

「そうは言って下さいますが、彼の子供を産みたいと思うのが女ごころ。無理をせず二人で相談しあって、やっていければ」

 別の関係者は言う。

「紀香さんは、どうしても自分が一番という立ち居振る舞いが抜けない。気持ち的には、愛之助さんから半歩下がって立てようと考えているのは、伝わってはきます。しかし、結婚会見の着物があらわすように〝人より秀でたい〟という気持ちは隠せないんですよ。女優ですから仕方ないのでしょうが。お子さんに関してもそれは抜けない。もしもお子さんに恵まれた際は、自分の子どもが一番、隠し子が先に成長してもしも歌舞伎役者になることを望み、先に舞台に立たれたら悔しいとの考えが、心の根底にあるのかもしれません」

 再び話題になった隠し子騒動の今後もそうだが、一連の騒動に対して紀香が〝梨園の妻〟としてどう対応するのかも注目だ。

文・海保真一(かいほ・しんいち)
※1967年秋田県生まれ。大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。週刊誌で執筆し、芸能界のタブーから子供貧困など社会問題にも取り組む。主な著書に『格差社会の真実』(宙出版)ほか多数。
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