藤原紀香とは大違い?熊本地震で“神対応”をみせた著名人たち

デイリーニュースオンライン

Photo by ai3310X
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 4月14日から熊本県で震度7を計測してから1週間。多くの芸能人がツイッターでのコメントや寄付、現地に赴くなど様々な形でアクションを起こしている。 そんな中、“不謹慎厨”と揶揄される一部の人々によって、本人は予想だにしなかった批判にさらされる事例が頻発している。

 親子で500万2,000円を寄付した紗栄子(29)。ブログで被災者にエールを送った藤原紀香(44)。熊本県内で被災し、生活ぶりを詳細にブログで発信していた井上晴美(41)ら、“不謹慎狩り”で憂き目を見る例が後を絶たない。しかしながら、「神対応」と評判になった例も少なくはないのだ。

●高良健吾(28)、伊勢谷友介(39)

 高良は熊本市出身。地震後、熊本に入り、マスクや帽子で顔を隠して給水活動を継続してきた。伊勢谷は20日に福岡に入り、熊本に支援物資の基地を確保したことを自身のツイッターで報告している。

 高良と伊勢谷は20日、熊本市内の小学校を訪れ、焼きそばを振る舞うなど支援活動を行った。笑顔で写真撮影に応じる様子も被災者のツイッターで拡散され、「見た目も行動もイケメン!」と評判だ。

●TERU(GLAY、44)

 2011年の東日本大震災でも寄付やボランティア、復興支援ライブ等の支援活動が評価されたGLAY。熊本地震の後、ボーカルのTERUのツイッターには「拡散希望」のツイッターが相次いだ。TERUは熱いメッセージや的確な情報とともに、約36万人のフォロワーに拡散を続けている。そんなTERUにネット民がつけたあだ名は、愛をこめて「拡散おじさん」。

■高須院長の男前すぎる行動に賞賛の嵐

●高須克弥(71)

 熊本県内は地震の影響で道路が寸断され孤立した地域が発生したり、動いている道路では渋滞もみられる。

 そんな状況をみかねて立ち上がったのが、高須クリニックの高須克弥院長だ。空輸での支援を決断。佐賀空港からヘリコプターを飛ばして熊本へ物資をピストン輸送する大胆な行動が、称賛を浴びている。

●スザンヌ(29)

 熊本在住のスザンヌも自宅が大きな被害を受けた一人だが、ブログやで支援物資や炊き出し等の情報をまとめ、発信している。また、スザンヌのインスタグラムは不足している物資の情報交換をするための掲示板として使われている。

 有名人が行う支援活動は“売名行為”ととられがちだ。しかし、批判をを覚悟で行動に出る姿はもっと評価すべきではないだろうか。これまで数十億円の私財で社会貢献活動を行ってきた杉良太郎(71)は、自らの活動を「偽善で売名ですよ」とあっけらかんと話し、さらに評価を上げた。

 先に紹介した紗栄子の募金については、称賛の声や感謝の声、「批判した人がおかしい」とフォローする声も殺到している。これらの行動を是とする世の中のほうがよほど健全ではないだろうか。

文・橘カイト(たちばな・かいと)
※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。
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