柏木由紀のタレント価値に危険信号?ラブシーン公開も評価散々
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NGT48も兼任するAKB48の柏木由紀(24)が、深夜ドラマ『AKBラブナイト 恋工場』(テレビ朝日系)の第1話“「初めての朝」篇”に出演し、その内容が物議を醸している。
同ドラマは、AKBグループのメンバーが順次主演をつとめる短編ドラマシリーズ。グループ内から選ばれた40名のメンバーが各話でそれぞれ主演を演じる。さらに、視聴者・審査員の投票で1位になったメンバーは、来春からスタート予定である連続ドラマのヒロインを務めるという企画も組まれている。
その記念すべき第1話で主演を演じた柏木。OL・美貴を演じ、会社の同僚と自宅で“初めての朝”を迎えるという展開だ。健太が好きな美貴は、酔って記憶のない健太を騙し「したよ」「昨日から付き合ってる」とウソをつき、既成事実を作りにかかる。
健太が美貴を床に押し倒したり、後ろから抱きついたりする“ラブシーン”も放送されたのだが、これが、2015年6月に騒動になったNEWS・手越祐也(28)との“恋愛スキャンダル”を彷彿させると話題になっているのだ。
「後ろから抱きついて密着するシーンは、完全に手越との流出写真を意識した演出でしょうね。ファンの間では、騒動を逆手に取った炎上商法だとされています」(芸能関係者)
AKB随一の神対応として人気を集めていた柏木だが、明確な処分やコメントもなくスルーした手越との騒動以降は人気が落ちかけている。実際に放送1週間前から、テレビ朝日がYouTube上で同話の公式PR動画をアップしたものの、低評価が高評価の倍以上の数を集めるなど酷評が続いている。
■MV未出演の裏事情
「スキャンダル以後も柏木を推しているのは、スキャンダルは嘘だと願うファンのみ。運営側が行なったNGT48を兼任させるという左遷的処置や今回の炎上商法は、話題作りとしての捨て駒扱いとみる意見も少なくありません」(前出・関係者)
ソロコンサートで話題を集めようとしたもののパッとせず。清純派アイドルとして推せなくなった運営側は、最後の手段である炎上商法に踏み切ったのかもしれない。
グループ内での立ち位置にも変化が見てとれる。
柏木はファンとコミュニケーションが取れるアプリ「755」で、自身が兼任するNGT48の初のMV撮影に参加していないことを報告。理由として柏木は、「兼任メンバーは無しで、って言われた笑」とコメントし、「初のミュージックビデオ撮影みんなと参加したかったな...」と綴っている。
今後の活動にも黄色信号が灯っているという。別の関係者が話す。
「NMBを兼任していた山本彩のように、兼任しながらもAKBのミュージックビデオに出ているメンバーはいます。ここまで来たら卒業後にすべてを明らかにして、手越との騒動をうまくネタにしながら、バラエティでやっていくしか芸能界で残っていけないでしょうね」
ひとつのスキャンダルをきっかけに芸能人生が急展開した柏木は、これからどんな道を進んでいくのだろうか。
- 文・佐々木浩司(ささき・こうじ)
- ※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。