【ネタバレ】映画「エヴェレスト 神々の山嶺」が雑すぎて観客がブチギレ激怒 / 雑すぎる8つのポイント (3/4ページ)

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ネパールでは大きく遅れてネパールテレコムがケータイ事業が開始したものの、当時はかなり高価なものだった。よって1993年に一般市民がケータイを使っているのはおかしいのである。

6. むりやりヒロインを突っ込んだ感
小説を映画化するにあたり、バッサリと小説の要素を切り落とす作業は仕方がないと思われる。2時間という限られた時間の中で「作品のテーマを伝えることが最重要」だからである。しかしながらこの作品では、切り落とすべき要素を無理矢理詰め込んだため、ストーリーが安っぽくなってしまった部分や、意味不明になってしまった部分が多々ある。特にヒロインの岸涼子は切り落とすべき部分であり、むりやり岸涼子を突っ込んだため「単なる頭の弱い女子」になってしまい、観客からすると「行動と考えが理解できない不要な存在」になってしまった。

7. 深町誠の支離滅裂な思考
小説も漫画も「ジョージ・マロリーが撮影したフィルム」の行方に重点が置かれており、カメラマンの深町誠がフィルムに執着心を持ち、物語が進展していく。しかしながら映画では、深町誠はフィルムをあっさり諦める始末。しかもあきらめる理由は語られず終わる。脚本家には明確に意味があってそうした描写にしているのかもしれないが、観客には何一つ伝わってこなかったため、観客の多くが「えっ!? フィルム持ち帰らないの!?」と疑問視している。また、命をかけて「撮らせてくれ!」と羽生丈二に懇願した深町誠だったが、メンタルがおかしくなって大切な写真を燃やしたり、最終的にカメラ放り出して写真なんてどうでもよくなる始末。つまり観客は登場人物に共感できないのである。

8. ラストはテレパシーで終わる(笑)
凍死した羽生丈二を目の前に、深町誠がテレパシーで羽生丈二と会話をするシーンで、多くの観客がショックを受けたようだ。おそらくその声は、深町誠が心の中で思い描いた羽生丈二の声(原作にも同様のシーンはあるが)。その声に気持ちを奮い立たされて下山する深町誠だが、この時点で、観客の多くが「ついていけない状態」に。

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