広瀬すず（17）が、5月8日に都内で行われた「『ちはやふる』大ヒット御礼！二部作イッキミ上映会」に出席し、同映画の小泉徳宏監督（35）から花束を受け取って号泣する一幕があった。先月のイベントでも、映画の続編製作のサプライズ発表で嬉し泣きした広瀬すずだが、一方で、昨年出演したバラエティで放った「裏方スタッフ軽視発言」のイメージも根強い。それがゆえ、関係者の間では「彼女はプロデューサークラスにはしっかり媚を売っている」とささやかれている。

「広瀬さんは、小泉監督から花束を受け取った際に『映画を撮りながら“この人を手放しちゃいけない”と思いました』という言葉を掛けられて、さらに号泣。そして『涙腺が意味わかんないくらい崩壊してます』と口にして、会場をほっこりさせました」（スポーツ紙芸能記者）

　ただし、愛想がいいのは偉い人にだけ──そんな批判がついて回るのも、今の広瀬すずの現状なのだ。

■ジャニーズJr.と噂になった過去も

　問題の発言は、広瀬が昨年6月に出演した『とんねるずのみなさんのおかげでした』（フジテレビ系）でのこと。照明や音声スタッフについて「どうして生まれてから大人になった時に、照明さんになろうと思ったんだろう？」「本当に声を録るだけでいいの？」などと、素朴な疑問をぶつけたこと。この発言は「無神経」で「失礼」だとして大炎上した。

「普通なら業界からも嫌われて干されるところですが、広瀬さんはテレビ局のプロデューサーに取り入ることに成功。実は、彼女のことをかなり気に入っているプロデューサーがいて、結果的にテレビだけではなく映画など他の仕事にも繋がっている」（前出・記者）

　裏方スタッフへの発言は、無知な10代の失言だったのかもしれない。それでも即座に彼らよりも上の人間に取り入るとは抜け目ない。

　そんな広瀬だが、実は新たな恋愛スキャンダルの噂も浮上しているという。

「少し前まで子どもっぽかったのに、最近グッと大人の魅力を増してきた。その理由を探っていたら、どうやら新恋人の存在が関係しているようです。相手はおそらく同じ芸能人で、仕事関係から恋愛に発展したケースだと見られています」（同前）

　恋愛経験は女優としての糧になるかもしれない。しかし、広瀬といえばジャニーズJr.の宮近海斗（18）との交際が噂されていた過去があり、ツーショット写真やSNSの裏アカウント流出で、ジャニーズファンを中心に厳しいバッシングを受けた。今回のお相手も芸能界の人間だとすれば、またしても炎上する恐れがあるため、くれぐれも流出や不用意なスキャンダルには気をつけてほしい。

文・佐々木浩司（ささき・こうじ）

※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』（宝島社）など。