ベッキー復帰で世論は変わるか?視聴率次第で他局からオファー殺到も

デイリーニュースオンライン

写真は「心こめて」より
写真は「心こめて」より

 不倫騒動で活動休止を余儀なくされたベッキー(32)、そして、ゲスの極み乙女。の川谷絵音(27)の双方に動きが見られた。ベッキーはTBS系『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』の出演で復帰の道を歩みだし、一方の川谷絵音は元妻と“卒論”を出すことになったのだ。

 二人の動きはワイドショーでも格好のネタとなり、コメンテーターがそれぞれ意気揚々と持論を展開。雨上がり決死隊の宮迫博之(46)とオリエンタルラジオの中田敦彦(33)が舌戦を繰り広げるなど、場外乱闘も勃発した。

「ベッキーの復帰に賛成論、時期尚早論が飛び交い、一通り議論は尽くされたという印象です。後はベッキーが『金スマ』で何を語るか、ですが、番組の特性上、綺麗な話に演出されるのは必至。そもそもベッキーの復帰は所属事務所であるサンミュージックが奔走し、一部のスポーツ紙を味方につけるため接待攻勢をかけたという話も出るくらい工作が活発に行われていた。ベッキーの口からは“仕上げられた言い訳”を聞かされることになるでしょうね」(芸能関係者)

 しかし、視聴者が望むのはそんな話ではないだろう。よりぶっちゃけた本音や経緯を語ってこそ、禊となるのではないか──そんな観点から、ベッキーの出演が噂されている番組がいくつかある。そのなかのひとつが、やらかした著名人が教壇に立ち、過ちをユーモアをまじえて振り返る『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)だ。

■各局が見守る『金スマ』の動向

 これまで逮捕歴のある堀江貴文(43)やテレビから干された経験のある松本明子(50)など、タレントが過去の大きな失敗を語る『しくじり先生』。一部で噂されるベッキーへのオファーは実際にあったのか、番組関係者に聞いた。

「ベッキーさんに関しては様子見ですね。『金スマ』で何を話し、どの程度の数字とクレームが出るか各局が見守ってる状況だと思いますよ。このタイミングでの露出は次の改編に間に合わせたいという事務所の強い意向があったと聞いてますが、個人的には拙速だったと思う、10月改編期まで待ったほうが良かったのではないかと。ただ、放送すれば数字がとれるのは間違いないので、『しくじり先生』に限らずバラエティ関係者からのオファーは殺到する。とはいえ、そこでは彼女自身がぶっちゃけることが大前提で、文春に出した手紙程度の話しかできないのであれば彼女の未来は明るくないでしょう」

 殻を破り、新たな一面を見せられるか。つまるところ、ベッキーに問われているのは脱いい人キャラということなのかもしれない。

文・佐々木浩司(ささき・こうじ)
※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。
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