高橋ジョージはなぜ写真でしか娘に会えないのか?モラハラ被害のウラにあるもの (1/2ページ)

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高橋ジョージはなぜ写真でしか娘に会えないのか?モラハラ被害のウラにあるもの
高橋ジョージはなぜ写真でしか娘に会えないのか?モラハラ被害のウラにあるもの

 高橋ジョージと三船美佳の離婚についてどう考えるべきか、某女性週刊誌記者から問い合わせがあった。「モラハラ」など一方的に高橋の悪者イメージが独り歩きする一方で、娘の写真が年に2枚しか受け取れないと知って、それはちょっとあんまりだと感じた人もいただろう。

 筆者は、別居や離婚に伴って、高橋のように子どもと引き離された親の支援を行なう団体で電話当番をしている。最初に断っておくが、高橋と三船のどちらが悪かったか、という話はあまり興味がない。高橋のモラハラの真偽や三船の悪女ぶりを言ったところで、夫婦とはどんなものかの価値観の違いが表面化したから離婚に至ったにすぎないからだ。

 離婚成立に際し、高橋は復縁を諦めたし、三船も、実際法的に認められるかどうかはともかく、「モラハラ被害」に対して民事的な救済の手続きをとることはできたはずだが、慰謝料は放棄している。今さら他人がとやかく言ったところで、「終わった話」だ。

 しかし、男性を中心に離婚相談も多く受けてきたので、高橋の置かれた状況は手に取るようにわかる。 ある日妻子が雲隠れし、探し回っていると知らない弁護士から「安全なところにいる。話し合いは代理人である私を通じて」と連絡が入る。離婚調停を申し立てられ、自分ではそんな記憶もないのに「モラハラ」と言われる。相手との修復や娘と会うことを求めるとそれが「モラハラ」の証拠にカウントされる。「モラハラ」の事実は不明確なまま、子どもとの面会はなかなか実現せず、高橋のように写真の送付が面会に替えられるケースもある。

 これは実は、離婚するとどちらか一方の親に親権を定める単独親権制度によってもたらされる問題で、高橋のケースも一種の「パターン」に過ぎない。このルールだと夫婦の別れに伴い親子も別れる。ところが海外では共同親権の国々が多く、親が別れても双方の親子関係は維持される。それが子どものためとされているからだ。

 実は、二人の離婚が成立した4月29日、千葉家庭裁判所松戸支部で注目すべき判決が出た。判決は、5年間娘との関係を断たれてきた父親を親権者・養育権者として、母親のもとから父親のもとに8歳の娘を引き渡すように命じた。

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