浅野忠信に大島優子「ハーフじゃない」クォーターの芸能人たち

日刊大衆

浅野忠信に大島優子「ハーフじゃない」クォーターの芸能人たち

 先日、俳優・浅野忠信(42)が主演する深田晃司監督の映画『淵に立つ』がカンヌ国際映画祭に出品されることが発表された。浅野の主演作が同映画祭に出品されるのは2年連続。黒沢清監督による昨年の出品作品『岸辺の旅』は、「ある視点部門」で監督賞を受賞しており、2年連続の受賞が期待されている。

 ドラマ『3年B組金八先生Ⅲ』(TBS系)でデビューしてから次々にキャリアを重ね、今やすっかり国際派俳優となった浅野。世界の観客の目を惹き付けてきた大きな理由の一つに、その東洋人とも西洋人ともつかない風貌が挙げられるが、実は浅野は母方の祖父にアメリカ人を持つクォーターだ。祖父は戦後に占領軍として日本へやってきたアメリカ軍の軍人で、この米国軍人の娘が浅野の母だ。浅野自身は、ずっと自身のルーツをアメリカ・インディアンだと思いこんで公言していたのだが、それは祖父の出身地がインディアン居留地に近く、その話が混乱したまま浅野の母に伝わっていたためだった。実際には、祖父はオランダ人の父とノルウェー人の母を持つ移民で、このへんのくだりはドキュメンタリー番組『ファミリーヒストリー』(NHK総合)での調査で初めて明らかにされた。

 実はクォーターの芸能人は数多く、意外な人物がそうだったりする。満島ひかり(30)、満島真之介(26)姉弟の祖父はフランス系のアメリカ人。ハーフである父は、沖縄の中学校の元体育教師。バスケットボール部の元顧問で、部を全国中学校バスケットボール大会優勝に導いた名監督として知られる人物だ。一部では、元サッカー日本代表監督のフィリップ・トルシエに似ていると言われている。姉のひかりは12歳でアイドルグループFolder(後にFolder5)のメンバーとしてデビューしたが、やはり欧米系の血筋は外見に出て人の目を惹くのだろう。

 同じく子役からスタートしている観月ありさ(39)も、母親がアメリカ人とのハーフであるクォーターだ。デビューシングルのタイトルだった『伝説の少女』のイメージそのままに10代の頃から日本人離れしたスタイルの良さで売っており、今もその容姿は衰えていない。また、元AKB48の大島優子(27)は母親が日本とアメリカのハーフ。大島も子どもの頃から劇団に所属し、子役として活躍していた。純日本系の顔立ちなのでクォーターであることは意外に感じられるものの、AKB48のファンには広く知られている事実だとか。

 血筋とは不思議にあなどれないもので、たとえ4分の1といえども容姿にはそのルーツの特徴が色濃く出るようだ。美形の子どもが欲しかったら、ハーフと結婚するのがねらい目かも?

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