友だちや片思い相手に使おう! 相手との距離をグッと縮める心理テク「自己開示の返報性」って? (1/2ページ)
友だちからなにか秘密を話してもらったあとに、「なにか秘密とかないの?」といわれると自分も話さないとなあ思ったりしますよね。これは「自己開示の返報性」と言って、個人的な話をこちらからすれば、相手からも個人的な話が引き出しやすくなるという会話のテクニックのひとつなんです。では、実際にその効果はどの位あるのでしょうか? 先輩社会人を対象に聞いてみました。
Q.自分のことを話してくれてから質問されると答える気になりやすいですか?
はい……73.6%
いいえ……26.4%
実際に「自分のことを話してくれた相手には、自分の情報も答えやすい」と感じている方が7割以上という結果に。やはり「自己開示の返報性」はかなり効果があるテクニックのよう。ではどうしてそう思うのか、聞いてみましょう。
■もらったらあげなきゃ、という気持ちが働く
・ギブ・アンド・テークという言葉が頭をよぎる(31歳男性/商社・卸/営業職)
・人のことばかり聞いていると、何か供給してその見返りがないのはフェアではないと思う(33歳女性/学校・教育関連/事務系専門職)
「自己開示の返報性」が働きやすい背景には「何かもらったらお返ししなきゃ」という、ギブ・アンド・テークの発想を持つ人が多いことにも理由があるのかもしれません。実際にプライベートな情報を明かされると、つい「こちらも」と思ってしまう人が多いよう。