舛添発言でまた物議?次長課長・河本の懲りない炎上劇

デイリーニュースオンライン

写真はtwitterより
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 次長課長・河本準一(41)が5月21日、Twitterで政治資金の公私混同疑惑で取り沙汰されている東京都の舛添要一知事(67)について「中途半端で辞めさせてはいけない」と、持論を展開した。確かにそういう考え方もあろう。しかしながら、河本準一には2012年に発覚した母親の生活保護受給で大批判を浴びた過去があるだけに、関係者からも「自己を省みない軽率な発言」と呆れられている。

 河本が言及したのは、舛添知事が行った記者会見について。Twitterで「44回も第三者と言う言葉を口にした。外部の専門家の事を言いたいのだと思うが、本当の第三者は都民である。定例会見で説明するのが筋」と批判。さらに、「これでまた困った時の辞任。これは人も悪いが制度がもっと悪い。変えないと一生続く。一つのミスですぐ辞任。中途半端で辞めさせてはいけない」と、舛添氏の辞任には反対している意向を明らかにした。

「なぜ河本が、よりによって税金絡みのニュースに対して御意見番のようなツイートをしたのか、理解に苦しみます」

 こう語るのは、あるテレビ局関係者だ。

「河本は生活保護問題で国民からバッシングを受け、一時期はテレビから干されていた。それなのに舛添氏を非難し、そのうえ知事職は続投するべきとしている。Twitter上では案の定、生活保護問題を蒸し返されるなど大きな“炎上”に発展しています」

■キンコン梶原にも飛び火した”生保問題”

 同じ生活保護問題で騒動になった芸人は他にもいる。キングコング・梶原雄太(35)は、2002年にマンションを購入して母親にプレゼントしていたが、この母親が生活保護を受給していたことが2012年に発覚。梶原は河本を擁護する発言もしており、現在も干され気味のまま。また、今年4月には吉本新喜劇団員・平山昌雄(41)が愛人の生活保護費で逢い引き用のマンションを借りていたことも報じられ、国民の怒りを買った。

 また、舛添氏と生活保護といえば、問題になったのは今回だけではない。2007年の『週刊文春』(文藝春秋)では舛添氏の姉が生活保護を受けていたことが報じられたが、同誌によると、舛添氏は当時“億単位”で不動産を買いまくっていたにも関わらず、北九州市からの姉の扶養要請を突っぱねたとのこと。こうした過去もあり、現在の騒動もまだまだ沈静化しなさそうだ。

「河本が何も考えずに発言したのだとしたら軽率すぎる。また干されてしまう恐れも十分ありますね」(前出・関係者)

 今回ばかりは御意見番気取りが命取りとなりかねない。河本はこの危機をどう乗り越えるのか。

文・阿蘭澄史(あらん・すみし)
※1974年滋賀県出身。フリー記者。某在京スポーツ紙の契約記者を経て、現在は週刊誌等で活躍中。主な著書に『真相!アイドル流出事件簿』(ミリオン出版)、『事務所をクビになった芸能人』(竹書房)、『芸能人のタブー』(宙出版)など。
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