2回戦で大記録がかかるジョコビッチとナダル [全仏オープン]

テニスデイリー

2回戦で大記録がかかるジョコビッチとナダル [全仏オープン]

 フランス・パリで開催されている全仏オープン(5月22日~6月5日)の5日目。

 男子シングルス2回戦で、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)とラファエル・ナダル(スペイン)が勝利を収めると、ともに偉大な記録を達成する。

 4大大会で唯一、優勝経験のない全仏オープンを制し、キャリア・グランドスラムを目指すジョコビッチ。世界ランキング161位で予選上がりのスティーブ・ダルシー(ベルギー)を倒せば、史上7人目の全仏通算50勝を挙げることになる。

 同記録を達成しているのは、ナダル、ロジャー・フェデラー(スイス)、ギジェルモ・ビラス(アルゼンチン)、イワン・レンドル(アメリカ)、アンドレ・アガシ(アメリカ)、ニコラ・ピエトランジェリ(イタリア)。この6人はジョコビッチとは異なり、いずれも全仏オープンの優勝経験がある。現在のジョコビッチの全仏戦績は、49勝11敗だ。

 今大会、第4シードのナダルは2回戦で、99位のファクンド・バグニス(アルゼンチン)に勝てば、史上8人目のグランドスラム通算200勝に到達する。現在の通算成績は199勝30敗。

 そのほか、2回戦で記録がかかるのは、第7シードのトマーシュ・ベルディヒ(チェコ)と対戦する72位のマレク・ジャジリ(チュニジア)だ。ジャジリがもし3回戦に進めば、チュニジア人としては1963年のムスタファ・ベルコジャ以来のこととなる。(C)AP

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