媚び売る指原が許せない?渡辺麻友を卒業に走らせた“運営不信”
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度重なるネガティブ発言により、グループからの卒業説が噴出しているAKB48・渡辺麻友(22)。昨年出演した『情熱大陸』(TBS系)での「(AKBは)マジメな子が損をするような世界」という発言も大きな話題を呼んだが、もはや彼女の卒業は周囲の大人たちが必死に食い止めているのが実情だという。
正統派アイドル路線を貫き、目立ったスキャンダルもなくここまで活動を続けてきた渡辺。唯一の“汚点”と言われるのは、2014年のプライベートInstagramの流出くらいだろう。
「このインスタを見ると、羽生結弦への“ラブアピール”を行ったり変顔を披露したりと、かえってファンには『オタクであるまゆゆそのもの』と安心できる内容だった。実際の渡辺は真面目な頑張り屋そのもので、AKBの“恋愛禁止”ルールも徹底して守り続けています」(AKBに詳しい記者)
そんな渡辺だが、今年に入ってからは卒業説が各所で浮上するように。
「渡辺はすでにグループに対して見切りをつけつつあるのですが、すべては指原莉乃(23)が原因です。スキャンダルをバネにブレークした指原ですが、渡辺はそんな指原を運営がゴリ押しすることに不信感を募らせていったんです。先日出演したバラエティでも、『媚を売るメンバーが出世するのが許せない』と、名前こそ出していないものの、明らかに指原と分かる口調でまくしたてていた」(AKB運営関係者)
■「私の好きなAKBではなくなった」涙の直訴事件
渡辺の指原に対する嫌悪感は、決してプロレスなどではなく“ガチ”のものとは、運営関係者の間では共通認識らしい。
「昨年の選挙終了後、渡辺は親しい運営スタッフに『スキャンダルを起こしたメンバーが幅を利かせるのはおかしい』『私の好きだったAKBはなくなってしまった』と、涙ながらに話していました。このまま指原をのさばらせておくのであれば、自分がAKBを辞めるという意思に他なりません。卒業説が加速したのも、すべては渡辺自身がグループに愛情を持てなくなってしまったことから」(前出・関係者)
スキャンダルもなく正統派路線で総選挙上位をキープし、握手会人気も抜群の渡辺。それだけに、運営側としては大切な逸材であることは事実だ。しかし、ルールから逸脱した指原が今回の総選挙でもトップを取れば、それこそ渡辺の心が完全に折れてしまうことは自明の理。果たして渡辺は、いつまでAKBメンバーとして活動を続けることができるのか。
- 文・佐々木浩司(ささき・こうじ)
- ※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。