「真田丸」平均視聴率17.7%!過去の大河ドラマと何が違う? (1/2ページ)

Suzie(スージー)

「真田丸」平均視聴率17.7%!過去の大河ドラマと何が違う?

今年1月から始まった大河ドラマ『真田丸』。

三谷幸喜氏が脚本を担当し、主演の堺雅人(真田源次郎信繁。のちに「幸村」となる)をはじめ、大泉洋(真田源三郎信之)、草刈正雄(真田安房守昌幸)、高畑淳子(薫)、木村佳乃(松)、といった豪華なキャスト陣が名を連ねていることもあって、2014年の制作発表時から話題になっています。

視聴率も初回放送が19.9%、その後第20話までの平均視聴率は17.7%と、まずまずの滑り出しといったところではないでしょうか。

『真田丸』とは、主役の真田源次郎信繁が豊臣と徳川との最終決戦の地「大坂の陣」の際に大阪城に築いた砦のこと。

同時に、「戦国時代という名の大海に向かって漕ぎ出す真田ファミリーを乗せた船」という意味もこめられているのだとか。

では、そんな話題沸騰中の『真田丸』は、いままでの大河ドラマとどこが違っているのでしょうか? 21世紀以降の大河ドラマと比較して考えてみたいと思います。

■1:第1話で幼少期のシーンがない

これまでの大河ドラマでは、番組のはじまりのほうで「時をさかのぼること○年~」などのナレーションとともに主人公の幼少期のシーンがでてくるのが一般的でした。

しかし、真田丸の場合はその定番をくつがえし、堺雅人扮するオトナの真田源次郎信繁がいきなり登場して、そのまま物語は進んでいきます。

史実では、信繁の出自はほぼ謎に包まれており、生まれた年ですらいくつか説があります。

真田家の本拠地は長野県上田市ですが、歴史資料から調べてみると、信繁は甲府で生まれ育った可能性が高いようです。これはあくまで筆者の想像ですが、出自がわからないからこそ、あえて幼少期のことを描かなかったとも考えられます。

■2:ナレーションがない

また、『真田丸』には目立ったナレーションがないことも特徴のひとつです。いままでの大河ドラマでは、オープニングテーマの前後だけでなく、シーンの要所要所にナレーションが入ることが普通でした。

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