ベッキー、本格復活に暗雲?”仁義なき復帰”でテレビ局から総スカンに

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写真はオフィシャルサイトより
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 今月13日に『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)でテレビ復帰したベッキー(32)が再び窮地に陥っている。不倫相手だったゲスの極み乙女。の川谷絵音(27)の元妻が終息宣言をしたことで世間の嫌悪感がやわらぎ、このまま一気に本格復帰となるとみられていた。ところが、いまだ肝心のレギュラー復帰のメドがまったく立っていないのだ。

■仁義なき「見切り復帰」で他局から総スカン

 日本テレビは5月30日に行われた定例社長会見で、ベッキーの同局レギュラー番組復帰について「未定」と明かした。同局では『世界の果てまでイッテQ!』『真実解明バラエティー!トリックハンター』『天才!志村どうぶつ園』にレギュラー出演していたが、同局の小杉善信専務(62)が「全て未定です。現場から『復帰はこうしたい』という提案もない」と説明した。3本もレギュラーを持っていたタレントに対する言葉としては、かなり突き放した印象である。

 また、スポーツニッポンによると、今月下旬に2本のレギュラー番組の収録に参加して本格復帰する予定だったが、どちらも立ち消えになってしまったという。『金スマ』でのベッキーの釈明は、司会を務める中居正広(43)の絶妙なリードが大きな助けとなり、世間でも好印象だったはずだが……。

「テレビ復帰はごく一部の身内や『金スマ』関係者にしか知らされておらず、他局は寝耳に水だった。突然の休業で迷惑を掛けた他局スタッフやスポンサーに仁義を欠いており、ベッキーの復帰を応援しようとしていた関係者たちは『蚊帳の外』にされてシラケムードになっている。ベッキー側は復帰を焦るあまり、直前まで秘密にしておきたいTBSサイドの思惑に乗せられてしまったようです。事務所側はスポーツ紙に情報を漏らして根回しの代わりにしようと画策しましたが、それが今度はTBSサイドの逆鱗に触れてしまった。現場から復帰プランが聞こえてこないのも自業自得ですから仕方ない」(テレビ関係者)

 ベッキーはCM降板で数億円の違約金が発生したが、その半分を負担するとも報じられた。実際、発売中の『女性自身』(光文社)では川崎でベッキーが家族とともに暮らしている自宅が根抵当権に設定され、7000万円の担保にされたと伝えられている。所属事務所の損害も大きく、とにかく復帰を急ぎたい事情があるのにもどかしい状況となっている。

■ベッキーのレギュラー再起用は貧乏くじ?

 また、スポンサーや関係者に対する仁義とは別の問題もある。

「ネット上では、ベッキーの復帰に合わせて番組やスポンサーへの抗議活動をしようとする動きが活発化。番組への苦情ならまだしも、スポンサーへの直接抗議はテレビ局の生命線にかかわってくる。以前よりは批判がやわらいだとはいえ、これはテレビ局にとって脅威となります。特にスポンサーの主要顧客である主婦層からの嫌悪感が根強く、何食わぬ顔でレギュラー復帰すれば抗議が殺到するのは確実。なかなかベッキーの復帰が進まない要因のひとつになっています」(前同)

 最初の復帰はTBSに取られてしまったのだから、他番組のレギュラー復帰はどうしても注目度が落ちる。となれば、せっかく復帰させても抗議に見合うものが得られず、単に貧乏くじを引くことになる危険性がある。

 元妻の「許し」を得ての準備万端の復帰と思われたが、実際は見切り発車でやることなすこと裏目。違約金の損害をカバーするためには前にも増して稼ぎまくらなくてはならないが、その前段階となるレギュラー復帰すら厳しい状態だ。

 果たして、ベッキーが本格的にお茶の間に帰ってくるのはいつになるのだろうか。

文・佐藤勇馬
※個人ニュースサイト運営中の2004年ごろに商業誌にライターとしてスカウトされて以来、ネットや携帯電話の問題を中心に芸能、事件、サブカル、マンガ、プロレス、カルト宗教など幅広い分野で記事を執筆中。著書に「ケータイ廃人」(データハウス)「新潟あるある」(TOブックス)など多数。
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