「OUR HOUSE」視聴率爆下げ覚悟でシャーロットの出番を増やしたフジのジレンマ

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「OUR HOUSE」視聴率爆下げ覚悟でシャーロットの出番を増やしたフジのジレンマ

 5月29日に放送されたドラマ「OUR HOUSE」(フジテレビ系)第7話の視聴率が爆下げとなった。前週にはシリーズ最高の6.1%を記録したにもかかわらず、第7話では3割減の4.2%まで下落してしまったのだ。2週続けての上昇が止まった理由をテレビ誌のライターが指摘する。

「せっかく芦田愛菜を軸にしたホームドラマ路線で視聴率を回復してきたのに、第7話では再びシャーロット・ケイト・フォックスの出番が増え、国際結婚というテーマに興味がない視聴者をみすみす手放してしまった形です。日曜夜のドラマなのですから、芦田の愛くるしい笑顔を前面に押し出し続けたほうがよかったのではないでしょうか」

 前週には同級生とデートするシーンなど、芦田の魅力が全開になっていた同ドラマ。だが制作陣にはもっと芦田を目立たせたいのに、シャーロットを使わないわけにはいかないジレンマがあるという。アメリカのエンタメ事情に詳しい女性誌ライターが説明する。

「シャーロットは米国俳優協会に所属しており、もし彼女が『契約に反して出番を減らされた』と同協会に訴え出たら、フジテレビはアメリカがらみの番組制作ができなくなる恐れすらあります。しかも彼女が所属する事務所の社長は、奈良橋陽子さんの娘さん。その奈良橋さんは映画『ラストサムライ』のキャスティングディレクターを務めるなどアメリカのエンタメ事情に精通した方で、人脈も豊富です。そんな奈良橋さんの機嫌を損ねたら、やはりアメリカでの仕事は難しくなるでしょう」

 アメリカの俳優協会は日本では考えられないほど強い影響力をもっているが、そこに所属するシャーロットを起用したのはフジテレビであり、いわば自業自得でもある。制作陣は今ごろ、国際結婚などテーマにしなければよかったと頭を抱えているかもしれない。

(金田麻有)

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