天才テリー伊藤対談「毒蝮三太夫」(2)まむしさんは僕にとっては大名優! (1/2ページ)

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天才テリー伊藤対談「毒蝮三太夫」(2)まむしさんは僕にとっては大名優!

テリー まむしさんは日芸(日本大学芸術学部)ですよね。ということは、当時映画を撮りたかったんですか?

毒蝮 おっ、さすがテリーだね。「ウルトラマン」とか「笑点」に出てた俺しか知らない人だと、普通、演劇科だと思うじゃない? 実は、映画学科の演出コースなんだな。映画作家になりたかったの。

テリー 当時、どんな映画が好きだったんですか?

毒蝮 そりゃあ黒澤明ですよ。「七人の侍」は当たり前、「どん底」や「姿三四郎」も好きだったな。やっぱり当時、映画作家になろうって連中は、あの黒澤明の映像美に憧れるよね。

テリー まむしさんにしちゃあ、ちょっとカッコよすぎますよ(笑)。

毒蝮 まあまあ。役者のデビューは舞台だけど、映画出演も多かったから。実はテレビドラマのほうは、あんまり出てないからね。

テリー でも、「ダイヤル110番」とか出てましたよね。

毒蝮 そうそう、よく知ってるな。

テリー これまた日本テレビなんだけども、そういう刑事ドラマがありまして。

毒蝮 まだ俺が本名の「石井伊吉」の時だな。

テリー そうです。駅のホームに止まっている電車に乗ったまむしさんの姿がすごく印象に残っていて。

毒蝮 あー、わかった! 長野へロケに行った仕事だ。実は俺が犯人じゃないんだけど、犯人と誤解されている話で、「状況証拠」ってタイトルですよ。

テリー すごい、記憶力がいいなぁ!

毒蝮 刑事役は井川比佐志だったかな。信越鉄道か何かに乗って、電車のドアのところで俺が手を振ってニッコリ笑って。

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