​サークル・ゼミの飲み会前にチェック! お酒に酔いすぎてしまったときのトラブル対処法

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成人している大学生のみなさんは、サークルの打ち上げなどでつい気分が乗ってしまい、お酒を飲みすぎた経験はありませんか? 酔いすぎてしまったときには、注意して対応しないと健康に深刻な被害が及ぶことがいくつかあります。今回は知っておいたほうがいいアルコール雑学をご紹介します。

■酔っぱらうと血が止まりにくくなる?

ぐでんぐでんに酔っぱらってしまい、うっかり体のどこかを傷つけてしまうとなかなか血が止まらないことがあります。これはアルコールに血小板凝集抑制効果というものがあるからです。血小板にはうっかり転んだりして体を傷つけたとき、傷口をふさいで止血してくれる(血小板凝集)という働きがあるのですが、アルコールにはこの働きを抑制してしまう効果があります。またアルコールを飲むと血圧があがるため、さらに血が止まりにくくなってしまいます。

適度な飲酒をストレス解消に効果的ですが、千鳥足になってしまうほど酔っぱらってしまうのはやはり危険。足元がしっかりしている内にお酒はストップして、自宅でゆっくり休養をとるようにしましょう。

■酔っぱらってしまったら、どのくらい休めばいい?

もしも歩けないほど酔っぱらってしまったら、無理に動かずにその場で休むのが効果的です。どのくらい休めば酔いがさめるのかにはお酒に強い・弱いの個人差がありますが、体重が約60kgの人がビール中ビン1本を飲んだ場合はアルコールが抜けるまでに3~4時間かかるようです。

またアルコールはお酒が強い人、体格が大きい人(肝臓が大きい人)ほど抜けやすく、その逆ほど抜けにくくなってしまいます。体格が小さめでお酒に弱い人は酔っぱらってけがをしたり、深酔いして思わぬ言動をとってしまったりと、お酒による失敗リスクが多いため、外出先ではお酒を控える、もしくはあまり飲まないほうがいいかもしれません。

20歳を過ぎるとサークルやゼミの飲み会も増えますが、やはり飲める量には限度があります。また飲んでも問題ない量は個人差によってばらつきがあるため、他人にお酒の強要をするのは絶対にNG。大学生のみなさんは楽しくお酒を飲んでくださいね。

文・ファナティック

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