募金に対する発言に疑問?紗栄子コラムが矛盾を指摘される事態に
地震で被災した熊本県などに500万円の寄付をしたことで世間からの称賛を集めた女優の紗栄子(29)について、一部で疑問の声が上がっている。
熊本地震ではわざわざ募金した金額を公開したことによって物議を醸していた紗栄子だが、これについて紗栄子は5月28日発売の雑誌『Oggi』(小学館)で連載中の『さえこみち』で、「今の私には発信できる場所がある」とし、啓蒙活動のために踏み切ったと説明した。また、2010年に地元・宮崎県で口蹄疫が流行した時は”名前を伏せて寄付していた”という過去を明らかにしたが、こうした一連の言動に大きな矛盾が生じているとの指摘が持ち上がっている。
紗栄子は文中、2010年当時は、「新聞社の義援金受付に寄付した」と振り返りつつ、「寄付者名が新聞に掲載されると知って、名前は載せないでほしいとお願いした」と綴っている。
「その理由は、『名前が公になることで、”偽善”と言われたり、たたかれることに耐えられる強さが、当時の私にはなかった』からだそう。その一方で、『今の私には発信できる場所があります』『発信することでだれかの背中を少し押せたり、何か問題提起ができることも、今の自分の仕事の存在意義。そう思うと、誹謗中傷は恐くなくなりました』と、今回の寄付宣言に至った経緯を説明しています。実際、紗栄子に賛同する声も多く聞かれるので、彼女の行い自体は悪くない。ですが、口蹄疫に関する部分は過去の出来事と完全に矛盾していることから、紗栄子の発言自体に疑問の声が上がっています」(芸能記者)
それはいったい、どういうことなのか。
■募金活動も寄付も積極的に行っていた
紗栄子のブログを2010年5月28日まで遡ると、「口蹄疫。」と題した記事がある。紗栄子はこの中で、「私は、県民としてではなく、国民として、募金活動に参加しました」と、しっかり報告していたのだ。
「そもそも紗栄子には、2010年の時点でもブログという発信場所があったわけで、さらに当時も普通に寄付を明言しているんです。紗栄子はこの過去を無かったことにしているのか、また話題作りなのか……自分の都合のいいように事実を捻じ曲げている。今回の発言は整合性が取れないもので、本人の考え自体に疑問が生じてしまいます。当時から現在まで彼女の“炎上芸”は収まりそうになく、そういった意味では誹謗中傷が恐くないというのは正しいのかもしれませんが」(前出・芸能記者)
またしても物議を醸しそうではあるものの、紗栄子は多額の寄付のほか、4月末と5月末に被災地を訪問してボランティア活動も行っている。炎上を狙わずとも注目は十分に集まりそうなものだが、”募金”に対する発言のブレ加減は紗栄子らしいといえばそうなのかもしれない。
- 文・佐々木浩司(ささき・こうじ)
- ※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。