サンスポ、水戸正晴の万券を生む血統論「ロサギガンティアの勝利が穴だ」 (1/2ページ)

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サンスポ、水戸正晴の万券を生む血統論「ロサギガンティアの勝利が穴だ」

 今週は春のマイル王決定戦「安田記念」が東京で行われる。昨年の覇者であり、現在GI4連勝中のモーリスが断然の人気を背負いそうだが、万券王・水戸は前走との間隔を不安視。ロサギガンティアに◎を打った!

 怒濤のごとく続いた東京開催でのGI戦は、今週の安田記念で幕引きとなるが、最強マイラーの呼び声が高いモーリスの連覇が成るかが焦点。

 とにかくこの馬の強さは尋常ではない。目下7連勝で安田記念、マイルCS、香港マイル、チャンピオンズマイルと世界を股にGI4連勝中と、その勢いはとどまるところを知らない。

 であれば連覇の偉業達成も、そう難しいことではないように思えてしまう。

 実際、この馬の強さに恐れをなしてか、登録の段階でフルゲート割れの16頭。そして、サトノギャラント、ダノンプラチナ、マジックタイムの3頭が回避。結局のところ2000年代に入って最少の13頭での競馬になりそうなのだ。

 なるほど、顔ぶれを見ても勢いに乗るリアルスティール以外、新味はない。ではやはり、モーリスで不動なのだろうか。そう見られて当然なのだが、しかし不安な点もなくはないのだ。

 今年の初戦となった香港での前走・チャンピオンズマイルは5月1日。危なげない勝ちっぷりだったが、この安田記念までの間隔がいかにも短いように思えてならないのだ。

 周知のように、競走馬には動物検疫が定められており、帰国後すぐに千葉県白井市にあるJRA競馬学校で1週間の輸入検疫(馬場での運動は認められている)を義務づけられた。

 その後は、東京競馬場に移り着地検疫を行い、1週間前の追い切りも当地で消化せざるをえなかった。本拠地の美浦トレセンに戻っての調整は正味1週間。陣営が「宝塚記念にホコ先を向けることもある」として先週末まで出走に慎重だったのはうなずけることだ。

 よって、体調がきっちり整えられたかどうか疑わしいところもあり、つけいるスキも十分あるのではないだろうか。

 このところ1年置きに連勝で万馬券になっており、今年はその番とも言えるが、馬単導入後の過去13年間、その馬単で万馬券になったのは7回(馬連では6回)。

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