見事な中庭は必見!ストラスブールのアルザス博物館でアルザス文化を体感してみた (1/5ページ)
フランス、アルザス地方の中心都市・ストラスブール。
アルザス地方を旅していると、この地方の素朴であたたかい文化に興味を惹かれるに違いありません。
そんなアルザスの伝統的な暮らしぶりを知り、この地方をもっと身近に感じられるおすすめのスポット、それが今回ご紹介する「アルザス博物館」です。
ロアン宮からほど近い、川沿いにあるアルザス風の古い木造家屋を利用したかわいらしい建物、それがアルザス博物館。
一番右のクリームイエローの建物が博物館の入口です。
看板もアルザスらしい鉄細工で気分が盛り上がります。
一見とても小さい博物館のように見えますが、実は3つの家を使用しており、中に入ってみると予想以上の規模に驚かされます。
この施設は1907年にオープンしたもので、博物館自体がすでに100年以上の歴史を誇ります。
展示されているのは18~19世紀のアルザスで日常的に使われていた生活用品の数々。
キッチンや寝室の再現、家具、陶器、衣装、おもちゃなど、展示内容は多岐にわたります。
ストラスブールには数々の古い家屋がありますが、その内部を見る機会はなかなかありません。
このアルザス博物館は、建物そのものが一見の価値のある歴史的建造物です。
特に美しく興味深いのは中庭。
外から見るとこのような中庭があること自体わかりませんが、ゆったりとした吹き抜けの素敵な空間があります。