薬物検査を拒否?清原・覚せい剤事件に怯える”大物俳優と元警視総監”

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薬物検査を拒否?
薬物検査を拒否?

 元プロ野球選手、清原和博元被告(48)の覚せい剤事件で芸能界・スポーツ界の薬物汚染が改めて注目を集めている。薬物による逮捕者が出るたびに、盛り上がるのが「次に逮捕されるのは誰か?」という報道だ。

 これまでに、清原とも交流のある大物ミュージシャンや巨人の大物OBなど、複数の人物のヤク中疑惑が取り沙汰された。そんななか、とりわけ世間の耳目を集めたのが、人気俳優にまつわる黒い噂だ。

「ミュージシャンとしても活動し、数々のドラマや映画に主演する超大物です。女性を中心に根強い支持を集めており、主役を務めたドラマは必ずといっていいほど高視聴率を記録し、〝視聴率男〟の名を欲しいままにしていた」(スポーツ紙記者)

 そんな人気者になぜ、薬物疑惑が浮上したのか。

■「俺を疑うのか!」と激高

 きっかけは所属事務所による抜き打ち検査だった。

「清原の事件を受けて、所属事務所が抜き打ちでの薬物検査を行いました。ほとんどの所属タレントは検査に応じたのですが、件の俳優だけは『俺を疑うのか!』と激高。かたくなに検査を拒否したというのです。その不審な行動の一部始終が業界内で噂になり、一気に薬物疑惑が拡散したというワケ」(前出・記者)

 さらに、この「抜き打ち検査拒否」事件を受けて俳優の所属する芸能事務所が取った対応が疑いをより深いものにする。関係者によると、事務所の顧問として警察庁の大物OB――それも元警視総監クラスを招き入れるため、各方面に働きかけたというのだ。

 芸能事務所が警察や検察、国税庁のOBらの天下り先になるケースは珍しくはない。所属タレントのスキャンダル対策や経営上のトラブル回避のために〝お目付役〟を確保するのが通例となっている。

 しかし、今回の招聘については、事務所側の別の思惑を疑う声も上がっている。

「事務所が迎えようとしているOBは2011年の暴力団排除条例の全国施行に尽力した実力者として知られています。警察内部でもいまだに絶大な影響力を有している。それだけに、薬物疑惑が出ている俳優を逮捕させないために早々と手を打ったんじゃないか? という憶測が流れているのです。事務所の看板を背負う存在である俳優を何としても守り抜こうという意志表示とも受け取れます」(事情に詳しい芸能関係者)

 もし万が一にも疑惑の俳優に薬物スキャンダルが直撃すれば、清原の逮捕をも凌ぐインパクトを与えるのは間違いない。当分、その動向から目が離せなくなりそうだ。

文・海保真一(かいほ・しんいち)
※1967年秋田県生まれ。大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。週刊誌で執筆し、芸能界のタブーから子供貧困など社会問題にも取り組む。主な著書に『格差社会の真実』(宙出版)ほか多数。
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