林修『ビリギャル』批判に「よく言った!」と称賛の声

日刊大衆

林修『ビリギャル』批判に「よく言った!」と称賛の声

 予備校講師でタレントの林修(50)が、6月5日放送の『林先生が驚く初耳学』(TBS系)に出演し、『ビリギャル』こと『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』(KADOKAWA)のエピソードを「まったく感動しない」と切り捨てた。有村架純(23)主演で映画化もされ大ヒットを記録した感動物語への批判なのだが、意外にも世間からは称賛の声が集まっている。

『ビリギャル』の内容は本のタイトルそのままのノンフィクション物語。偏差値30のギャルがカリスマ塾講師の指導により成長していく姿を、軽妙で笑えるタッチと泣ける感動的な話で構成したことで、多くの人たちを魅了した。

 しかし、林先生は番組内でこの物語を「あの話について僕はコメントしたくないんですよ」「僕はハッキリ言ってまったく感動していません」と真正面から批判、さらに『ビリギャル』の主人公が受験した「慶応SFC」は「受験科目が英語と小論文のみ」といった裏側にも触れ、そこだけ訓練すれば、数人に1人程度は合格できると暴露した。

「確かに『ビリギャル』は“奇跡だ”と持ち上げられてましたが、受験科目の少なさや、そもそもの主人公が“進学校内の落ちこぼれ”で地頭の良い子であることから、釈然としない人も多かったようです。とはいえ、受験生やその親にとっては夢のある話。原作は100万部を超える大ヒットとなりました」(出版関係者)

 今回の林先生のコメントには「予備校講師の立場ではあれが奇跡だなんてありえないもんな」「林先生は芸能界に染まりすぎてなく、一般人寄りで好き」と、林先生だからこそ言えたという意見も多くある。テレビでの林修需要はまだまだ衰えることはなさそうだ。

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