乳がん発覚からすでに1年8カ月、小林麻央の病状はどうなっているのか

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乳がん発覚からすでに1年8カ月、小林麻央の病状はどうなっているのか

 6月9日に市川海老蔵が記者会見を開き、妻の小林麻央が乳がんを患っていることが明かされた。1年8カ月前の人間ドックで判明したもので、病状は「深刻という状況」(海老蔵)だ。現在は抗がん剤メインの治療を行っており、最近になって通院に切り替えたという。

 乳がんのステージについては明言を避けた海老蔵だが、早期でないことは明らか。小林の病状について、乳がん患者との交流もある医療系のライターは「確定的なことは言えませんが」と前置きしつつ、こんな見解を示す。

「乳がんでは進行や転移を防ぐために、見つかったらすぐ切るのが一般的です。小林さんが未だ手術に踏み切っていないのは、患部を小さくするための術前化学療法を行っている可能性もあるでしょう」

 乳がんには患部が乳腺内に留まる非浸潤と、外に沁みだす浸潤の2タイプがあり、浸潤の程度が進んで患部が広範囲に広がると、切るにも切れないという状況にもなりえる。この場合はまず抗がん剤などで「術前化学療法」を行い、患部を小さくしてから切除という順番になることも。小林もこのケースに該当している可能性がありそうだ。

「術前化学療法では副作用がツラいことも多く、小林さんもそれで長期入院を余儀なくされたのかもしれません。ただ通院に切り替えたそうですし、治療の効果が出ている兆候であれば喜ばしいことです。仮に手術となれば、最近は乳房再建術が急速な進歩を見せており、乳房がなくなるとか醜い傷跡が残るというのはもはや過去のイメージ。治療後に公衆浴場やプールに行けるようになる人も増えています」

 小林にはぜひ乳がんを克服し、元気な姿を見せてもらいたいものだ。

(白根麻子)

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