集団訴訟の動きまで?SMAPの”FC会報誌”を巡る暴動寸前の舞台ウラ

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鬱積する事務所への不満が膨張している(※写真はイメージです)
鬱積する事務所への不満が膨張している(※写真はイメージです)

 今年初頭に勃発したSMAPの解散騒動が、いまだ燻り続けている。ファンクラブ会員に届けられた会報誌の内容が波紋を呼んでいるのだ。スポーツ紙では、メンバーが会報の中で解散騒動について語っていることを報じていたが、そもそも有料会員向けの会報誌が「ダダ漏れ」となったことに、SMAPファンが激怒。“暴動寸前”の状態というから穏やかではない。

「ファンは会報誌を年間4000円支払って購読しているわけで、それをスポーツ紙が一部とはいえ漏らす形で報道しました。一部のファンは電話をしてクレームまで入れたそうです。ところが、スポーツ紙は『ジャニーズから掲載許可をもらっている』と回答したとか。これで余計に怒ったファンは、ファンクラブの運営体制や対応について消費者センターに相談する人や、お金を出し合って弁護士に相談し、“集団訴訟”すれば良いと提案する者も出てきた。あまりの剣幕に『気持ちもわかるけど落ち着こうよ』となだめるファンもいて、SMAPファン同士が分裂状態になっている」(ジャニーズに詳しいライター)

■ヤフオクに相次ぐ出品

 話題の会報は、ネットオークションに出回っている。前出ライターが語る。

「当該の会報は、6月10日の夜時点でヤフオクに10数点出品されていました。最も安値で150円、高くて3000円の価格がついており、中には過去の会報とセットで売りに出しているパターンも。一部のファンが小銭稼ぎで出品したのかもしれませんが、スポーツ紙などで内容が公開されたことが関係してるのか、さほど高値にはなっていませんね」

 SMAPの解散騒動は落ち着いたとはいえ、ファンの間にはジャニーズ事務所への不信感は芽生えたままだ。遺恨はいまだ消えない。

文・阿蘭澄史(あらん・すみし)
※1974年滋賀県出身。フリー記者。某在京スポーツ紙の契約記者を経て、現在は週刊誌等で活躍中。主な著書に『真相!アイドル流出事件簿』(ミリオン出版)、『事務所をクビになった芸能人』(竹書房)、『芸能人のタブー』(宙出版)など。
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