ファンキー加藤（37）のW不倫が世間に衝撃を与えている。今月7日に発売された週刊誌『週刊女性』（主婦と生活社）で、加藤はお笑いコンビ・アンタッチャブルの柴田英嗣（40）の元妻にあたる女性と、まだ柴田と婚姻関係があった時期にも関わらず不倫関係に。さらに女性は加藤の子を妊娠していると伝えられた。

　一方で加藤は2013年に自身のマネージャーである女性と結婚しており、昨年には長男が誕生したばかり。W不倫が成立している。同日会見を開いた加藤は、事実を認め謝罪を行ったものの、一気にイメージを急降下させている。この不倫交際をきっかけに、柴田と女性は昨年5月に離婚。柴田にとっては、妻を奪われるというカタチになった。

　まるで悲劇の人と扱われた柴田に、同情する声が寄せられる一方、過去に柴田自身が加害者として不倫をしていたこともあるため「自業自得」といった声もあがっている。

「柴田は一時期、長期休業というカタチをとり、メディアから姿を消しました。所属事務所なども休業理由を病気療養のためとしていましたが、これはあくまでも表向きの理由。本当の理由は女性トラブルが原因で自粛していたと言われています」（芸能関係者）

　柴田の休業中に相方のザキヤマこと山崎弘也（40）は一人で活躍し、柴田との間には大きなコンビ格差が生じてしまった。アンタッチャブルとしての活動が現在も一切見られない中、この溝は非常に深いものになっている。

■あえて積極的に取材に応じる柴田の意図

　そんな中、今回の騒動で柴田は積極的に取材やコメントに応じている。加藤に関して問われた際も決して感情的にはならず、「人の恋愛なので」とさらりと答え、紳士的な態度で取材に対応している様子が報じられている。さらには加藤の家族を気遣うコメントまで寄せているほどだ。

「柴田自身が以前は不倫の加害者だったことから、今回の件で元妻に対してとやかく言えることではないということは、自身が一番理解しているはずです。下手なこと言うと、また叩かれちゃいますからね。あえて一歩引いたような、冷静な態度をみせることで、悪い印象を持たせないようにしているのではないでしょうか」（前出・関係者）

　柴田のコメントの中には、しばし家庭を大事にしたいという旨の発言もある。以前はヤンチャだった柴田も「今はまじめにやっています」というアピールとしての意味合いもあるのだろう。

　芸能活動を再開したものの、目立った印象もなく、かつ未だにマイナスイメージのある柴田。アンタッチャブルとしての活動には期待できないものの、虎視眈々と自らの完全復活のチャンスを見計らっているのかもしれない。

文・橘カイト（たちばな・かいと）

※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相！禁忌都市伝説』（ミリオン出版）ほか多数。