数字は言葉と同じ!少しずつ「数学脳」になっていく簡単な考え方 (1/3ページ)

Suzie(スージー)

数字は言葉と同じ!少しずつ「数学脳」になっていく簡単な考え方

「学生時代に数学が好きだった」と胸を張っていえる人は、どのくらいいるでしょう?

OECDが15歳(日本では高校1年生)を対象に実施した学習到達度調査によると、調査対象となった34か国のうち、日本の学生の科学的リテラシーは1位、数学的リテラシーは2位という堂々たる結果でした。

しかし、IEA国際数学・理科教育動向調査によると、「数学の勉強は楽しい」と答えた日本の中学生は全体の48%。国際平均の71%を大きく下回っています。

テストでは高得点だけれど、勉強は好きではない――そんな人が多いということなのかもしれません。

■1日1分で数学的センスは身につく

「だからこそ、社会に出てからもう一度、数学を学んだ方がいいと思うんです。それは学生時代の試験勉強とは違う、ビジネスに生かせる数学的センスを養うためです」

そう話すのは『Suzie』でもおなじみの、ビジネス数学を提唱する教育コンサルタントの深沢真太郎さん。

企業研修やセミナーで「数学的な思考がいかにビジネスに役立つか」を説く一方で、たった3年ほどで数学的な思考にまつわる本を多数出版されています。6月6日に発売された『10戦9勝の数字の使い方』(小学館)は、12冊目の著作。

「でも多くの人が、『えっ、社会人になってもまた数学を勉強しなおさなくちゃいけないの?』って誤解をするんですよね。

数学的センスを身につけるには、日々のわずかな時間、たとえば1日1分でいいんです。ちょっとしたスキマの時間に数学的なことを毎日続けて、少しずつ時間をかけて数学脳になっていくのがいちばん簡単です」(深沢さん)

公式や定理を覚えなおしたり、難しい問題をたくさん解いたりするのは大変ですが、1日1分程度でいいなら、なんとかなりそうな気がします。

■数字も漢字もひらがなも全部同じ!

でも、「数学的なこと」って? いったい、なにをしたらいいのでしょう?

「企業研修やセミナーの最初に、受講者にいつも数字の言葉遊びをしてもらいます。

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