10年でパスタが作れる男子は約2割も増加! データで見る「料理男子」の進化っぷり (1/2ページ)

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料理のできる男性って魅力的ですよね。いつからか、テレビでもイケメン俳優が料理コーナーを担当するのが当たり前になってきています。そこで今回は、そんな「男性の料理」について、実際のところ腕前はどうなの? というところについてデータから見てみましょう。

■カレー、スパゲティ、ハンバーグが作れる男性は大幅増加

日進オイリオグループ株式会社生活科学研究グループの「男も料理の時代2009」レポートによれば、1997年調査に比べて、自分で作れるメニュー数が大幅にアップしていることがわかりました。調査では、トーストからカレー、天ぷら、ハンバーグ、茶碗蒸しなど20種類のメニューが上がっていますが、その内10種類以上を作れるという男性の割合が52%から66%に増加しています。

なかでも比較的簡単な料理を作れる男性の割合が顕著に増加していて、カレーライスは58.1%から74.5%まで増加しています。スパゲティに至っては、42.0%だったのが64.8%へと大幅に増加していました。男性の好きな料理で上位に入るハンバーグも、20.8%と低かったのが、36.1%となっています。20メニュー全てで「作れる」という男性の割合が増加しており、料理は女性だけのスキルではなくなっていることが伺えます。

■揚げ物は苦手?

ただ、増加幅の小さいメニューもあります。たとえば天ぷら、とんかつ、唐揚げといった揚げ物です。どれも男性がランチで食べそうなメニューですよね。みんな大好きなはずです。しかし、これらのメニューが作れるようになったという男性はわずかに5%程度しか増加していません。

たしかに、揚げ物は女性にとっても面倒な料理ですよね。油を用意して、廃油処理をするのも大変です。しかも家族が少なければなおさら、経済的なメリットもほとんどありませんよね。男性も同じような理由で、揚げ物が食べたいときには素直に外食したり、総菜を買って帰ってくるのでしょう。

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