「ワーキングホリデー」に行ったらどんな仕事をする人が多い? 専門家に聞いてみた! (2/4ページ)

学生の窓口

■海外と日本のプロセスの違いは?

――海外で働く場合ですが、そのプロセスは日本とどう違うのでしょうか?

真田さん 履歴書を見てもらい、その後に面接があって採用になる、という基本的な部分は日本と変わりません。ただ、オーストラリアなどでは日本のような大きな職業あっせん企業がなく、仕事を探す際はWebの掲示板を見たりして探す必要があります。他には「履歴書を配って歩く」というのも日本とは違う点です。働きたいお店に行って履歴書を渡して、連絡を待つという形です。

――かなりアグレッシブな方法ですね……。履歴書自体も日本と海外では大きく違いますか?

真田さん 日本の場合は履歴書のフォーマットが決まっていますが、海外では履歴書は自分の思うように好きに書くスタイルです。また、学歴や経歴といった必要なことだけをまとめる非常にシンプルなものでもあります。

――日本のように長所や短所などは書いたりしないのですか。

真田さん そのあたりは面接で……ということですね。他にも海外の履歴書の特徴として性別を書かないということがあります。これは男女で差別することに当たるとして、記載する必要はないのです。

――日本の形式に慣れていると、海外で働く際にかなり混乱しそうですね。

真田さん そうした人のサポートのために、外国語学校などでは「ジョブクラブ」といったサポートサービスを設けていたりします。ここでは面接のアドバイスなどもしてくれるので、働く際に非常に助かりますし、有利になります。

――海外で働く場合、そういったサポートがあると心強いでしょう。

真田さん やはりどんな仕事でも、「知人の紹介」という形が一番採用してもらいやすかったりします。

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