SMAP離れを誘発するだけ?ジャニーズの”木村拓哉びいき”が波紋

デイリーニュースオンライン

Photo by KkleinRN
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 ジャニーズ事務所の“キムタクびいき”がまた始まったと話題になっている。ことの発端は、6月20日に発売される雑誌『SWITCH 8月号』(スイッチ・パブリッシング)で、「木村拓哉 アウトローへの道」と題した特集が決定したことだ。

「待望の木村拓哉(43)のファッションストーリーを展開する」との内容で、木村は全てのスタイリングを自身で担当。私服によるフォトセッションが行われ、撮影は大阪万博のポスター制作や井上陽水(67)のジャケットなどを手掛けた、写真家の繰上和美氏(80)が担当するという。これまでも同誌は、樹木希林(73)や宮沢りえ(43)、小泉今日子(50)やマツコ・デラックス(43)といった、独特の存在感のある有名人をクローズアップしてきた。それだけに、これまで一切プライベートを見せなかった木村が、どのような切り口で誌面を飾るのかと注目を集めている。

 一見するとファンにとっては期待が高まるような企画だが、実際はSMAPファンにとって必ずしもそうではないようだ。とくに今年の冒頭に報道された「SMAPの独立・解散騒動」について、木村だけが残留を譲らなかったという経緯が噂されている。それだけに、他のメンバーを裏切ったという印象が強く、お世辞にもイメージがいいとは言えない状況なのだ。

「ファンのみならず、“なぜこのタイミングで?”と言った声が圧倒的。読者が見たいのはメンバー単独での活動ではなく、メンバーが全員揃った姿です。SMAPではなく、木村だけをクローズアップすることに違和感を覚える人は多いようです」(芸能関係者)

 木村のイメージが悪い現段階においては、木村が何をやっても火に油を注ぐだけのようだ。

■キムタクびいきにファンもうんざり

 “木村びいき”は、騒動の区切りとされている『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)での生謝罪から始まっている。リーダーの中居正広(43)を中心に話を進めていくかと思いきや、センターに立った木村を中心に進行。これを境にSMAP報道の中心には、必ず木村が登場するようになった。

 木村が参加した被災地での石原プロモーションとの炊き出しも、お忍びで何度も被災地を訪れていた中居の報道とは比べものにならないほど大々的だった。さらに、ジャニーズ事務所の会報誌でも「SMAPは解散しない」と明言したのは中居ではなく木村であったことなど、事務所が木村をプッシュしているのは明らかだろう。

「5人の関係は既に修復不可能とも囁かれています。そしてこのタイミングでの『キムタク特集』に、メンバー間の溝がますます深まるのではないかと心配する関係者もいます。中には、こうした事務所の動きに呆れたファンが離れつつあるとも言われています」(前出・関係者)

 これ以上の木村推しは、メンバー間の溝を深めファン離れを加速させる可能性すら見えてきた。SMAPはどこへ向かうのか。まだまだ目が離せない。

文・阿蘭澄史(あらん・すみし)
※1974年滋賀県出身。フリー記者。某在京スポーツ紙の契約記者を経て、現在は週刊誌等で活躍中。主な著書に『真相!アイドル流出事件簿』(ミリオン出版)、『事務所をクビになった芸能人』(竹書房)、『芸能人のタブー』(宙出版)など。
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