小雪の産後院、里田まいは液体ミルク?ママタレ発信の”新サービス”事情

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写真は「生きていく力。」より
写真は「生きていく力。」より

 妊娠報告から出産後の生活まで、ブログやSNS等で私生活や心情を逐一報告するママタレは多い。無痛分娩や産後ダイエットなど、芸能人が発信することをきっかけに、初めて知る内容も多いだろう。中には出産や育児の負担を減らすライフハックとして重宝しそうなものもある。

 ここでは、ママタレが利用したモノやサービスで、近年話題になったものをピックアップする。

■小雪(39):産後院

 産後院とは、出産後、母親の体力の回復と赤ちゃんのケア、子育ての準備を行う施設のこと。小雪は2013年1月、第2子を韓国の産後院で出産した。きっかけは2012年6月放送『アナザースカイ』(日本テレビ系)で、韓国の産後院をリポートした経験だった。高級ホテルと見紛う部屋や母親専用のエステを紹介し、韓国の産後ケアの充実ぶりに感銘を受けたそうだ。

 なお、小雪の韓国での産後ケア生活は波乱があったようだ。待遇に不満を持って“夜逃げ”転院したり、未払い問題などのトラブルが報じられた。しかし、「有名芸能人が出産後、産後院を利用」という形態は注目を集めた。助産院など、日本の産後ケア施設がメディアで報じられ、施設が増えた点は大きな成果だろう。

■里田まい(32):液体ミルク

 アメリカで子育て中の里田は、ブログで液体ミルクを紹介。「基本母乳育児」と、母乳派ママへの配慮をしつつ、併用する液体ミルクについて「便利さにビックリ」と感動の声をあげている。

 液体ミルクは常温保存が可能だったり、哺乳瓶の消毒が不要といったメリットがある。日本では阪神・淡路大震災(1995年)の頃から「災害時に重宝する」と、存在が知られつつあったが、法令上はまだ製造・販売が認められていない。里田も、もの珍しさから紹介したものと思われる。

 里田が液体ミルクを最初に紹介したのは2016年3月のこと。約2週間後、熊本県を中心に大地震が発生した。断水等で粉ミルクを作りづらい状況の中、フィンランドから緊急支援物資として液体ミルクが送られたことで、「解禁」の声が高まった。5月には自民党で液体ミルクの勉強会が開かれ、液体ミルクの流通を目指した動きが見られている。

 このほか、不妊治療を『TGP(Trying to Get Pregnant)』と名付けたり、ダウン症等の遺伝子異常の検査を行う出生前診断を公表した東尾理子(40)らも注目されている。時にはバッシングを浴びたり、トラブルに巻き込まれるママタレだが、妊婦さんにとって人生設計の参考になる点も多い。その意味で、新しい情報を発信するママタレの存在は貴重だ。

文・阿蘭澄史(あらん・すみし)
※1974年滋賀県出身。フリー記者。某在京スポーツ紙の契約記者を経て、現在は週刊誌等で活躍中。主な著書に『真相!アイドル流出事件簿』(ミリオン出版)、『事務所をクビになった芸能人』(竹書房)、『芸能人のタブー』(宙出版)など。
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