ゴリ押し女優にも負けた前田敦子の主演ドラマが意外に高評価なワケとは?

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ゴリ押し女優にも負けた前田敦子の主演ドラマが意外に高評価なワケとは?

 前田敦子が濃厚キスなどの過激シーンに挑戦したドラマ「毒島ゆり子のせきらら日記」(TBS系)が6月22日に最終回を迎え、全話を通しての平均視聴率は2.57%に終わった。24時10分スタートの深夜ドラマとは言え、前田の知名度やドラマの話題性から考えると期待を下回る結果と言えそうだ。

 同じく深夜ドラマの「ドクターカー」(日本テレビ系)は3.45%をマークしており、その差は小さくない。こちらの主役は“ゴリ押し女優”の異名をとる剛力彩芽で、前田はそんなゴリ押しドラマにも負けてしまったのである。だが女優としての前田の評価は決して、爆死レベルではないというのだ。テレビ誌のライターはこう語る。

「たしかに『毒島ゆり子‥‥』は低視聴率でしたが、だからと言って爆死ドラマとも言いきれないのです。というのもTBSの深夜ドラマ『テッペン! 水ドラ!!』の枠では、前2作品の視聴率が酷すぎましたからね」

 その2作品では、ムロツヨシ主演の「悪党たちは千里を走る」が平均視聴率2.35%、オダギリジョー主演の「おかしの家」が同2.21%と、いずれも前田を下回る爆死となっていた。しかも前田が持つ価値を示す指標もあるというのだ。テレビ誌のライターが続ける。

「それはネットでの話題度です。『毒島ゆり子‥‥』が検索された回数は、他の作品を2倍以上も上回っており、ネットニュースへの登場回数もダントツでした。最近のテレビ番組では視聴率だけでなく、ネットへの波及効果も評価の対象とされており、主演の前田にはそれなりに高い評価が与えられている可能性があります」

 そんな「毒島ゆり子‥‥」のネット検索回数は、剛力の「ドクターカー」を6割以上も上回っている。どうやらネット民には女優・前田敦子が気になって仕方がない存在になっているようだ。

(金田麻有)

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