うそ、妊娠した!? 突然の妊娠にあわてないためのお金の話~かかるお金もらえるお金~ (5/5ページ)

マイナビウーマン

●医療費控除

年間(1月1日~12月31日)に支払った医療費が10万円を超えた場合、確定申告にて控除を申請することで納税額を抑えたりそれに応じた過払い分を還付してもらうことができる制度があります。この制度、実は妊娠・出産の際にも利用することがでるんです。申告できるのは妊婦健診代や出産費用出産などのほか、入院するときに利用したタクシー代なんかも含まれるそう。ただし、対象となるのはあくまでも自費で支払った額。補助でまかなえた分は申告できません。病院でもらった領収書はかならず取っておきたいですね。

●帝王切開やトラブルがあったときに知っておきたい「もらえるお金」 高額療養費

1カ月の医療費が一定金額を超えた場合にその差額が返還される健康保険の制度です。一定金額は、所得によって異なってきます。長期入院などで高額になった場合、調べておきましょう。

医療保険加入の場合

医療保険に加入している場合、プラン内容に応じた入院給付金や手術給付金を受け取ることができます。トラブルでの入院、帝王切開で出産した場合は、加入の保険を調べることをお忘れなく。

■まとめ

出産には多額の出費がつきもの。突然の妊娠にあわてないためにも、上記をまかなえるぐらいの貯金はしておいたほうがいいかもしれません。とはいえ、補助金や付加金の制度があるので心配しすぎなくても大丈夫。ただし、もらえるお金については、自分から申請手続きをしなければならないものがほとんどなので、くれぐれも申請忘れのないようにしたいものです。

(池亀日名子/フォルサ)

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