ベッキー、本格復帰へ…SNS上の「応援コメント一色」は本当なのか?

デイリーニュースオンライン

写真はオフィシャルサイトより
写真はオフィシャルサイトより

「ゲス不倫騒動」で世を騒がせたタレントのベッキー(32)が、7月5日に放送されたBSスカパー!の音楽番組『FULL CHORUS 〜音楽は、フルコーラス〜』に出演し、休養後初のレギュラー復帰を果たした。これをきっかけに本格的な活動再開を目指すつもりのようだ。

 さらに放送終了後、自身のインスタグラムとツイッターを更新。SNS復帰も果たし、各メディアで「応援コメント一色」などとファンの歓迎ムードが報じられている。だが一方で「本当に歓迎一色なのか?」という疑問も噴出しており、いまだネガティブイメージの根強さを感じさせている。

■本当に「応援一色」?復帰歓迎ムードに疑問符

 番組放送後、ベッキーは「お仕事リスタートです。インスタも再開します。これからもよろしくお願いいたします」とインスタグラムに投稿して本格復帰を宣言。これに現在、60万件近い「いいね」が寄せられ、コメントも9000件に上る勢いで殺到している。

 そのコメントの大半が「おかえりなさい!」「待ってました」「これからも応援してます」「ベッキーの笑顔を見たい!」といった好意的なもの。これが「応援一色」と報じられ、歓迎ムードが高まっているとされている。

 だが、その一方でベッキーのツイッターに寄せられているコメントは辛辣。「なんで帰ってきたの?どんな神経しているの?」「不愉快!イッテQ、モニタリングには帰ってこないで」「厚顔無恥って言葉知ってる?」などと批判的なコメントが目立っている。もちろん応援メッセージもあるのだが、インスタグラムとはかなりイメージが異なるようだ。

「ベッキーが『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)でテレビ復帰した際も賛否が渦巻く中、なぜかインスタグラムは応援コメント一色でした。今回も好意的なコメントで埋め尽くされたのはインスタグラムだけ。これは単にユーザー傾向のせいなのか、インスタグラムに関しては事務所が批判的なコメントを意図的に削除しているのかは不明ですが、応援一色とするには違和感があります」(芸能ライター)

■本格復帰作戦にただよう「ウソくささ」

 いまだ賛否両論といったところが実情のようだが、それでも強引に「歓迎ムード」をつくり上げて復帰しなければならない事情がある。

「不倫騒動によって多数の出演CMが打ち切りとなり、5億円ともいわれる違約金が発生。ベッキーはその半分以上を支払うことになったとされ、母親が実家を担保に入れたと報じられました。所属事務所も違約金の損害だけでなく、大黒柱のベッキーの稼ぎがストップしたことで屋台骨が傾きかけた。そのような切迫した事情があり、のんびりしてはいられないわけです」(芸能関係者)

 タイミングは決して悪くない。今年6月、元ファンキー・モンキー・ベイビーズのファンキー加藤(37)の不倫騒動が発覚し、友人であるアンタッチャブル・柴田英嗣(40)の元妻をW不倫の末に妊娠させたことが話題になった。加藤の場合は子供も絡んでいるだけに「ベッキーの不倫よりもゲス」「ベッキーの不倫が可愛く思える」といった意見が大勢を占めた。

 また、不倫相手だったゲスの極み乙女。の川谷絵音(27)に対する批判も根強く、これが「男が悪い」「あんなのに引っかかったベッキーが可哀想」といったベッキーへの同情論につながっている。

「今が勝負と考えたのでしょうが、批判を受け止めながら徐々に復帰すればいいものを、あまりに露骨に『視聴者はベッキーを待っていた』というイメージをつくり上げているため、どこかウソくさい雰囲気になってしまっている。誰もが『ウソつけ!』とツッコミを入れた、不倫直後の釈明会見のころから事務所は何も学んでいないのでは……」(前同)

 いずれにせよ、これからがベッキーにとって正念場。地上波レギュラー復帰が大きなポイントとなるが、果たして本格復帰の強行策は成功するのだろうか。

文・佐藤勇馬
※個人ニュースサイト運営中の2004年ごろに商業誌にライターとしてスカウトされて以来、ネットや携帯電話の問題を中心に芸能、事件、サブカル、マンガ、プロレス、カルト宗教など幅広い分野で記事を執筆中。著書に「ケータイ廃人」(データハウス)「新潟あるある」(TOブックス)など多数。
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