ジャニーズ唯一のオタク?キスマイ宮田が異例の男性人気

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Photo by mrhappy
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 アイドルグループ・Kis-My-Ft2のメンバーである宮田俊哉(27)が、女性ファンだけではなく男性ファンからの支持率も上昇させている。

 宮田といえば、ジャニーズきっての「オタク」として認知されており、先月25日に放送されたサブカル系トーク番組『久保みねヒャダこじらせナイト』(フジテレビ系)にも、ジャニーズ事務所のタレントとして初出演し、そのオタクぶりを披露した。

 番組では、人気アニメ『ラブライブ!』の熱狂的なファンである宮田が、先日行われた同作品のファイナルライブに一般客として参戦したエピソードを告白。ライブ中に突然宮田の携帯に事務所から連絡が入り、「写真を撮られ過ぎているので注意して下さい」と、注意を受けていたことを語った。

 さらにその一件を受け、事務所からはしばらくアニメ関連のライブ観戦など「オタク活動(オタ活)」を自粛するよう咎められていたが、さほど日をおかずに再び人気声優の水樹奈々(36)のライブに参戦したことを暴露した。この宮田のオタク全開ぶりが、番組を観ていた視聴者の間では大きな話題を呼んでいるようだ。

「ファンの間では宮田がオタクであることは有名ですが、宮田のことをあまり知らない人にとっては、そのガチぶりに男女問わず好感を抱いた人が多いようです」(芸能ライター)

 タレントが「オタク」であることを公言することは、ある種ハードルが高い。というのも、「ビジネスオタク」と揶揄されるリスクが大きいからだ。宮田もKis-My-Ft2デビュー時からオタクであることを公言してきたが、当初はビジネスオタク的な目で見られていた部分もあった。しかしこれまで告白してきた数々のオタクエピソードで、「宮田は本物だ」と認知され、がっちり彼らのハートを掴むことに成功したようだ。

■事務所の注意に男性オタクの擁護も

 そんなオタクからの支持率をぐんぐん上昇させている宮田だが、前述のように事務所から「オタ活の自粛」を受けたエピソードの反響か、現在では宮田を擁護しようとする動きがある。ネットでは宮田がイベントやライブに引き続き参加できるように、「写真はとってもネットにあげないこと」などといった注意喚起のツイートも多々見受けられる。

「ジャニーズとは異なるファン層からの支持ということもあるのでしょう。中には『ジャニーズは嫌いだけど、宮田のことは好きだ』という声や『ジャニーズだって一人の男なんだから好きなことさせてやれよ』といった、“いちオタク”として宮田を支持する声も多いようです」(前出・ライター)

 男性からの支持層が高いジャニーズ所属のタレントといえば、『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)で、アイドルとは思えない泥臭くアクティブな活動を見せるTOKIOのメンバーたちである。

 TOKIO同様、宮田も男性支持率の高いジャニーズタレントとしての特別なポジションを得ることに成功しているのかもしれない。

文・佐々木浩司(ささき・こうじ)
※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。
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