頭髪は仕事にも影響?市原隼人が迫られる役者としての分岐点

デイリーニュースオンライン

「G 市原隼人」より
「G 市原隼人」より

 市原隼人(29)の”頭髪”が思わぬ注目を集めている。以前から巷で生え際の後退がウワサになっていたが、最近のブログや公式サイトの写真のなかにその兆候が見て取れるとネット上で話題となっているのだ。人気俳優にいったい何が起きているのかーー?

■帽子、バンダナ、遠景で薄毛隠し?

 かつての若手俳優も今や一児の父親となった市原。公式ブログでは異国へ弾丸旅行したり、ツーリングしたりといった若々しくアクティブな近況がつづられている。そのなかで一つ気になるのが帽子やバンダナを使った”頭髪隠し”の画像だ。いずれもハットを被ったり、遠方から撮影したりするなど髪の毛の様子が分からない格好となっている。公式サイトで公開中の最新写真でも、プロの撮影による“決めカット”のため頭髪はごく自然な仕上がりだが目をこらすと地肌がうっすら浮かび上がってしまうのだ。

「被り物は以前から好きで色々愛用しているようです。ただそれが生え際後退の原因の一つとなっているのかもしれません。髪を思いっきり遊ばせている06〜09年と最近の写真を比べると毛量の差が明らか。見るのがちょっとツラいですね」(週刊誌デスク)

 近年ファンの間でも「これはもうハゲって指さされるレベル」「デコがやばい」「中年」という声が増え、市原の“頭部劣化”にショックを隠し切れない様子だ。

 かつて市原は業界で引っ張りだこの”主演俳優”だった。映画『リリイ・シュシュのすべて』で主演を飾った後、ドラマ『ロング・ラブレター〜漂流教室〜』(フジテレビ系)や『猿ロック』(日本テレビ系)、『ROOKIES』シリーズ(TBS系)など多くの話題作で主演し、ヒット作品となった。しかしその後、11年近く付き合っていた中学時代の幼なじみと別れ、モデルの向山志穂(30)と結婚したことをきっかけに女性人気が一気に急降下したといわれている。

 それでも今年春には、不倫をモチーフにしたTVドラマ『不機嫌な果実』(テレビ朝日系)で音楽評論家を演じて話題に。6月24日にはブログで「新たな2つの作品の衣装合わせ」と報告しており、仕事は途絶えていない模様だ。

「とはいえ、現在の市原はドラマや映画でキャスティングしづらい中途半端な俳優になってしまった。頭髪の寂しさもあってもはや主役級のイケメン枠ではなく、かといって中年男性役には若々しすぎる。いま考えると、『不機嫌な果実』で演じたピュアだけど性欲が有り余った青年、という役どころは適役でしたね」(前出・デスク)

 人間味溢れる演技や表情の豊かさなど、俳優としては評価が高い市原。海外ではブルース・ウィルスやニコラス・ケイジ、ジュード・ロウなど、頭髪が寂しくても”二枚目”として人気を得ている俳優は少なくない。イケメン俳優としては少なく、コメディ俳優としては多すぎる頭髪。悩ましい状況下、今後の俳優活動の行き先は髪のみぞ知る、といったところだろうか。

文・橘カイト(たちばな・かいと)
※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。
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