一度に1つずつ!食べすぎなどの悪い習慣をやめ続ける3つの原則 (3/3ページ)

Suzie(スージー)

[対策1]:誘惑を断つ環境をつくる

有効なのは、誘惑の要因を避ける努力=誘惑を避ける環境づくり。たとえば本書の主人公のようなダイエットの場合なら、高カロリーなお店に行かない、食べ放題やスイーツ店などは避けるということが重要。

[対策2]:行動を可視化する

習慣行動は無意識に繰り返されるので、コントロールすることはなかなか困難。しかし記録して可視化すると管理が容易になり、自己コントロールする意欲が湧いてくるそうです。

その際のポイントは、数値とともに感情も記録すること。「きょうの体重は56キロ、摂取カロリーは2,000キロカロリー、感情:きのうより食べる量をコントロールできている実感あり!」という具合。

[対策3]:「投げやり」に上限をつくる

一度の挫折で心が折れ、「投げやり思考」に陥らないための対策が必要。

まずは「投げやり思考」に陥るケースをいくつも想定してみる。そして、挫折時の対策を考える。これが大切だといいます。

なぜならこうしておけば、「投げやり思考」に陥りそうなときでも、「少しでも自分が定めたルールを守れた」という自己コントロール感を持てるから。

ひいてはそれが、習慣を持続させることになるわけです。

『「続ける」習慣』と同様に、とても理解しやすい内容。マンガがハードルを引き下げてくれてもいるので、読みながらストレスを感じることもないはずです。

(文/作家、書評家・印南敦史)

【参考】

古川武士(2016)『マンガでわかる「やめる」習慣』日本実業出版社

「一度に1つずつ!食べすぎなどの悪い習慣をやめ続ける3つの原則」のページです。デイリーニュースオンラインは、レビュー習慣女子などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る