つるの剛士が育児休暇?激化する”イクメン芸能人”の勢力図

デイリーニュースオンライン

写真は「つるのうた3.5」より
写真は「つるのうた3.5」より

 タレントのつるの剛士(41)が6月に第5子が誕生した後、1カ月にわたり育児休業を行った。”子だくさん”で知られるつるのの育休は6年ぶり2度目となる。厚生労働省の調査によると、2014年度に育休を取得した男性は、わずか2.3%というから、まだまだ少数派だ。

「芸能人だから、時間に融通がきいて育休がとれるのだろう……と妬まれてもおかしくないのだが、育児休暇はスタンドプレーだった模様。1度目の育児休業は事務所に相談する前に『育児休業します!』と公言し、後から事務所の了承を得たそうです」(芸能記者)

 つるのは1カ月の主夫業を全うした6月30日、自身のブログに率直な感想を綴った。「エプロンが戦闘服」「慣れるまでの最初の一週間が地獄です」など、家事や育児に格闘する様子が手に取るようにわかり、インターネット上でも共感の声が殺到した。育児をする父親のことを『イクメン』と呼ぶようになって久しいが、つるの以外にもイクメンで知られるパパタレはたくさんいる。芸能界では彼らのポジション争いが激化している。

■杉浦太陽(35)

 妻・辻希美(29)とは辻が20歳の時にデキ婚をしたことから、“ままごと夫婦”と揶揄された時期もあった。しかし3人の子供を持つ現在、杉浦のイクメンぶりに辻は「よく面倒をみてくれる」「母乳が出るんじゃないかと思うくらい母性があふれている」「神」と、ベタ褒め。杉浦や辻のブログには、休日に料理する様子や入学式など行事に参加する杉浦の姿も。

■土田晃之(43)

 4人の男児の父親である土田は、同じ事務所の後輩、つるのよりも先に育休を取っていた。妻が四男を妊娠中、収録の2日間を除き、1カ月間仕事を休み家事に専念。育休は公言せず、仕事が入りそうになったときは「スケジュールが埋まっていて」とマネージャーが断っていたという。土田は1998年に結婚。四男は現在、小学生だ。

■鈴木おさむ(44)

 森三中・大島美幸(36)の夫の鈴木は2015年7月、1年間放送作家を休業する「父勉(ちちべん)」宣言をした。他のパパタレと異なり、1年間とはかなり長いが、妊活から育休まで、鈴木や大島にとっては、恰好のビジネスチャンスだったのだろう。

 そのほか、2016年に入ってからは、「1カ月の育児休業」宣言が話題になった後に不倫し、議員辞職に追い込まれた宮崎謙介氏(35)の例も。

 なお、2度の育休で世間のママ・パパたちから大きな反響を得たつるのは、『イクメン』というキーワードに違和感を覚えているとか。つるのは育児をする男性が普通になり、『イクメン』という言葉が消えることを願っているという。

「少子化が社会問題となっている今だからこそ、彼ら”イクメン芸能人”の需要は高まっている。家庭的なイメージで企業受けも良くCMも決まりやすい傾向にある」(前出・記者)

 ママタレに続く、芸能界の新たな潮流となりそうな彼らの活躍を見守りたい。

文・橘カイト(たちばな・かいと)
※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。
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