スマホでカチカチになった目の筋肉をほぐす「1分間」ストレッチ (1/3ページ)
みなさんは1日に何時間くらいスマホを使っていますか?
この記事もスマホで読んでいただいている方が多いのではないでしょうか、
MMD研究所が15~60歳未満の男女に行った調査では1日のスマートフォンの使用時間でもっとも多かったのは「2時間以上3時間未満」(22.4%)でした。3時間以上使う人をすべて合わせると68.2%にものぼります。
それに加え、仕事などでパソコンを使っている時間も多いので、目は酷使され続けています。実はこのようにして知らず知らずのうちに溜まった目の疲れは全身の不調となって現れてしまうのです。
『目を温めると身体が自然によみがえる!』(森岡清史著、サンクチュアリ出版)は付録のアイマスクを使って目を温めることで肩こりや頭痛、不眠など様々な不調を和らげることができるというもの。
このアイマスクは特殊な素材でできていて目を「じんわり」温められるのが特徴です。
今回は目の疲れを予防するための方法もご紹介します。まだ自覚症状がない人も習慣として取り入れておきましょう!
■スマホやPCのせいで目の筋肉がカチカチ!
私たちの日常生活では、朝起きてから夜寝るまで常に「光るもの」を見続けているといってもいいでしょう。仕事では一日中パソコンを使い、移動時間や待ち時間にはスマホをいじる。家へ帰ればテレビを夜遅くまで見ることもあるかもしれません。
それ以外にも電子書籍から銀行のタッチパネルまで、ありとあらゆる場所で発光するものを見続けているのです。
これは目にとっては非常に過酷なこと。このような生活習慣を続けていると目のまわりの筋肉が緊張してカチカチになってしまいます。
すると目のまわりの血流が悪くなり、冷えを起こします。そんな状態になると交感神経が過剰に働き、顔面から首にかけての筋肉が緊張し、脳への血流が制限されてしまうのです。
交感神経が過剰に働くとイライラや不安、疲れ、のぼせなども招きます。そのうえ、眠りが浅くなるのでいくら寝てもスッキリしないと感じるでしょう。