生活困窮で駆け込み?NHK女子アナ“愛人クラブ”騒動の背景とは

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生活困窮で駆け込み?NHK女子アナ“愛人クラブ”騒動の背景とは
生活困窮で駆け込み?NHK女子アナ“愛人クラブ”騒動の背景とは

 天下のNHKが度重なる下半身スキャンダルに見舞われている。NHK甲府放送局でのアナウンサー同士の不倫騒動に続き、『週刊新潮』(新潮社)などが、室蘭放送局に勤める現役女子アナAの“愛人クラブ”スキャンダルを報じたのだ。

 同誌によれば、Aは「清楚なロングヘアーが印象的な25歳」の現役女子アナ。東京や大阪、福岡、札幌など、全国各地に拠点を持つ「愛人クラブ」に男性が50万円以上を払う“最高級クラス”の女性陣の中に名前を連ねていた。疑惑を報じられた本人は同誌を含めた複数のメディアに事実関係を認めており、インターネット上では早くも本人のプロフィールが特定される事態になっている。

 NHKといえば、『フライデー』(講談社)が車内での決定的瞬間を捉えた写真とともに報じたアナウンサー同士の不倫が記憶に新しい。今回、またもや局のお堅いイメージにそぐわない醜聞が発覚してしまった格好だ。

「2つのスキャンダルともに共通しているのが、女性側がNHKの職員である局アナではなく、地方局の契約アナウンサーだったこと。この点がNHKの体質と現状を如実に表している」(放送業界関係者)

■契約アナはブラック企業ぶりの薄給?

「女子アナ」と一括りにされることが多いが、実は局アナと契約アナではその待遇は天と地ほども違う。局アナが20代から「1000万円近く」(前出・関係者)ともいわれる高給を手にするのに対し、契約アナが手にする対価はごくわずかだ。

 かつて「スイカップ」と呼ばれた豊満などバストが話題を呼んだ元NHK山形放送局の古瀬絵理アナ(38)が今年1月に発売された『週刊ポスト』(小学館)でその実態を赤裸々に明かしている。

 古瀬は、「年収400万円には届かない、という程度。ボーナスもない」とブラック企業並の薄給ぶりを告白。さらに地方ごとに契約期間が決まっている「スタッフ契約」と、1年ごとに更新される「出演者契約」があることも明らかにされている。

「女子アナとしてテレビに出るにはメイク代や衣装代も必要で、出費もかさばる。都内から地方局勤務になった場合は一人暮らしの費用も。契約アナの多くはギリギリの生活を強いられている。こうした実情を踏まえると、自分の地位を守るために同僚の局アナと不倫したり、愛人クラブに登録して小遣い稼ぎしたりするのも仕方がない気がします」(週刊誌記者)

 今回のスキャンダルはテレビ業界の暗部をも浮き彫りにしたようだ。

文・海保真一(かいほ・しんいち)
※1967年秋田県生まれ。大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。週刊誌で執筆し、芸能界のタブーから子供貧 困など社会問題にも取り組む。主な著書に『格差社会の真実』(宙出版)ほか多数。
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