パリをお得に効率よく観光するなら絶対見逃せない!「パリ・ミュージアム・パス」 (1/3ページ)
芸術の都パリにはルーブルやオルセーといった世界に名だたる美術館をはじめ、たくさんの美術館や博物館があります。しかし一つひとつの施設で都度入場料を払っていると費用がかなり高額になることも……
パリの美術館や博物館を巡るうえで活用したいのが「パリ・ミュージアム・パス」。
これさえ手に入れておけば対象となる施設がフリーパスで入場できるのです。
対象施設はルーブル美術館やオルセー美術館はもちろんのこと、ピカソ美術館やノートルダム寺院の塔、サント・シャペル、凱旋門、パンテオンといった歴史的建造物、さらには郊外のヴェルサイユ宮殿やフォンテーヌブロー城までカバー。60近い施設にこれひとつで入れてしまうのです。
パリのおもな観光スポットとしては、パレ・ガルニエ(オペラ座)とエッフェル塔以外は網羅しているといえるでしょう。
折りたたんであるパスを広げると、対象施設の概要や営業時間などが記載されたパンフレットになっています。
パスの料金は2日券が48ユーロ、4日券が62ユーロ、6日券が74ユーロと、期間が長くなるにつれてよりお得になっていきます。2日券と4日券の差額は14ユーロ、さらに4日券と6日券の差額はわずか12ユーロなので、4日以上パリを観光できる場合は特にお得です。
パリを観光できる日数が実質何日あるかに合わせてパスの期間を選びましょう。
たとえばパリで観光できる日数が5日間ある場合は4日間のパスを購入し、残り1日はミュージアム・パス対象外の施設(パレ・ガルニエなど)や入場無料のスポット(サクレ・クール聖堂など)をめぐったり、街歩きやショッピングに充てたりするといいですね。