サンスポ、水戸正晴の万券を生む血統論「フェイマスエンドが波乱起こす!」 (1/2ページ)

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サンスポ、水戸正晴の万券を生む血統論「フェイマスエンドが波乱起こす!」

 今週は函館で「函館記念」が行われる。過去5年、4番人気以内の馬が必ず1頭は3着以内に食い込んでいるものの、1番人気は全て馬券圏外、2番人気も1頭しか馬券になっていない波乱含みのハンデ戦。穴党の出番だ!

 中央場所(福島、中京)に重賞がない今週は、函館記念がいわばメインになる。先週の七夕賞と同じく芝2000メートルのハンデ戦。荒れるイメージが付きまとう重賞だ。

 実際、00年以降の16年間で1番人気は2勝(2着3回)、2番人気が3勝(2着3回)。1、2番人気のワンツーはあったものの、まともに有力馬が勝ち負けしたケースは少ない。

 02年に馬単が導入されて以降、その馬単で万馬券になったのは6回(馬連では2回)。穴党好みの重賞と言っていいか。

 特徴としては古豪の活躍が目立つこと。過去16年間で5歳馬が8勝(2着7回)と圧倒的に強いが、7歳馬以上もよく連絡みしている(7歳=3勝、2着1回。8歳以上=1勝、2着3回)。峠を越したと見られる高齢馬でも軽ハンデにモノを言わせることが少なくなく、仕上がり状態のよしあしを見極めることが肝心になる。軽視は禁物ということだ。

 今回はさしずめホッコーブレーヴ(8歳)が該当馬になる。これまでGI級と戦ってきただけに相手はずいぶんと楽。3カ月半ぶりの実戦だが、早くからここを目標にじっくりと乗り込まれ、久々でも好仕上がり。要注意というところか。

 それでは今回の顔ぶれを見てみよう。前哨戦の巴賞を快勝したレッドレイヴンが最有力候補としてあげられるが、昨年の覇者ダービーフィズ、天皇賞・春以来になるトゥインクル、トーセンレーヴ、そして前述したホッコーブレーヴ、フロスト、ミラノのマイネル軍団、さらには巴賞2着のマテンロウボスといったところが人気を分け合うことになりそうだ。

 しかし、いずれも信頼性に乏しいうえ、ハンデ戦。何とも難解な一戦と言っていい。

 穴っぽいところで、すぐに目に飛び込むのは、ツクバアズマオーだろうか。こちらは巴賞3着馬。

「サンスポ、水戸正晴の万券を生む血統論「フェイマスエンドが波乱起こす!」」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2016年 7/21号ホッコーブレーヴフェイマスエンド水戸正晴競馬エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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