「法律で規制できないのか」EXILE映画の“舞台挨拶商法”に中高生の保護者が悲鳴

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「法律で規制できないのか」EXILE映画の“舞台挨拶商法”に中高生の保護者が悲鳴

 週刊文春の報道で内部のブラックな体質が取り沙汰されているEXILE軍団。所属事務所のLDHはジャニーズ事務所やAKBグループを超える莫大な収入が囁かれているが、「この商法なら当然そうなる」と、メディア関係者もあきれ顔だ。

「ここ最近の三代目J Soul Brothers推しも凄まじかったようですが、彼らの人気に乗じた映画のサントラ『HiGH&LOW ORIGINAL BEST ALBUM』も大ヒット。トータルで約88分しかないのに(CD1枚で約78分収録できる)、無理やり2枚組にして値段も高めに設定。しかも三代目JSBはグループとしては1曲しか歌ってないにもかかわらず、彼らのファンがこぞって購入し、言わずもがなこれもボロ儲け。そして今度は映画『HiGH&LOW THE MOVIE』が7月15日に公開されましたが、実はこの“舞台挨拶商法”に中高生ファンの保護者たちが悲鳴を上げているんです」(映画ライター)

 邦画の場合、観客動員ランキングを上げるために、公開初週の土日は必ずといっていいほど出演俳優らの舞台挨拶が行われる。今回もEXILE軍団が登壇するのだが‥‥。

「週末は3連休ということもありますが、なんと全国47都道府県で200回の舞台挨拶ツアー。しかし、その時になってみないと誰が登壇するかはわからないため、一部のシネコンも困惑しているようです。たとえば三代目JSBのファンが高価な特別チケットを購入して行っても、まったくファンではない別グループのメンバーが来る可能性も高い。ですから、がんちゃん(三代目JSBの岩田剛典)ら人気メンバーに会うためにいくつもの会場の高額チケットを親にネダる中高生も続出しているそうです。ある保護者は『EXILEにいくら払ったらいいのか。買わないと娘はスネるし、法律で規制はできないものか』と憤っていました」(週刊誌記者)

 舞台挨拶以外にも舞台挨拶のライブビューイング、さらにファンクラブ限定とはいえ、彼らのコンサートツアーのチケットを予約すると1万2000円という高額チケット代の中に代金が含まれる形で映画鑑賞券まで付いてくるという“前代未聞”の商法を展開している。その容赦ない動員ランキング工作に、真っ当な映画ファンからは「エグッ!ザイル」など非難轟々だが、もはや手のつけられない状況だ。

 とにかく、バイトもできない、お小遣いも少ない中高生にもファンが多いことをもう少し考慮してあげてもいいと思うのだが‥‥。

(藤田まさし)

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