不仲と亀裂を隠せず?SMAP、5人揃った『スマスマ』収録が裏目に

デイリーニュースオンライン

Photo by photo AC(※写真はイメージです)
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 今月11日に放送された『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)で、久しぶりにSMAPのメンバー5人が全員顔を揃えた。同番組は先月13日の放送以降、各メンバーの単独企画などの特番を放送しており、実質5人で収録する通常放送は休止が続いていた。

 久々のフルメンバー出演で胸をなでおろす視聴者もいる一方で「『スマスマ』の収録を意図的に避けているとしか思えない」「SMAPは本当に大丈夫なの?!」と言った声もあがっている。 

 メンバーが1ヶ月ぶりに顔を揃えた今回の放送分では、モデルのミランダ・カー(33)を迎えた「ビストロ・スマップ」や、ミュージシャンの布袋寅泰(54)とのセッションといったラインナップを放送。こちらの内容に関しても、安心したという声の一方で「ソロワークの方がイキイキしてるんじゃないかな」「メンバー間の空気が重い」といったコメントが寄せられていたようだ。

「5人のギクシャクした雰囲気に違和感を持った視聴者が多い。特に東日本大震災支援金を募るコーナーでは、木村拓哉(43)が視聴者に呼び掛けている最中に、端っこに立っている中居正広(43)は、終始顔を伏せていたことが話題になっていました。こうした状況から『スマスマ』の存続を危ぶむ声もあがっている」(芸能関係者)

■デビュー25周年でも企画は“白紙状態”

 そんな中、今月13日に放送局であるフジテレビの亀山千広社長(60)の定例会見が行われ、SMAPに関する話題にも触れられた。亀山社長は『SMAP×SMAP』が唯一メンバー全員が揃う番組であることや、ファンクラブ会報誌でメンバーが解散を否定したことについて触れ、「ぜひ続けていってほしいし、もっともっとやるべきことはいっぱいある」と語り、番組継続に関する前向きなコメントを寄せた。

 さらにSMAPが今年デビュー25周年であることに関して、『SMAP×SMAP』も20周年であることも合わせて触れ、記念企画を行うことを示唆する発言も見られた。

 しかし、こうしたテレビ局側の前向きな発言に対し、現実は前述の放送内容の状況であるように依然厳しい状況だ。

「そもそもSMAPにとっての節目である年ならば、もっとメンバーが揃ったテレビ出演を行うはず。通常ならば新曲もリリースされるはずですが、昨年9月のリリースを最後に発表していません。さらに今年は夏の歌番組の特番にも一切出演していない。こうした中で、記念企画を行ってもファンの不安を拭うことはできないでしょう」(前出・関係者)

 メンバーのリーダーでもある中居は、来月開幕されるリオデジャネイロオリンピックのTBSのメインキャスターを担当することに決まっている。おそらくテーマソングはSMAPの楽曲が使用されるとファンは期待を膨らませていたが、結果的に新曲ではなく10年前の楽曲『ありがとう』に決定したことで、もはや元のSMAPに戻ることは絶望的だと捉えるファンも出てきている。SMAP結成25周年を迎えるも、問題はまだまだ山積み状態のようだ。

文・海保真一(かいほ・しんいち)
※1967年秋田県生まれ。大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。週刊誌で執筆し、芸能界のタブーから子供貧 困など社会問題にも取り組む。主な著書に『格差社会の真実』(宙出版)ほか多数。
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