フリー女子アナの勝ち組?夏目三久がゴリ推しで狙う”女優への転身”
元日本テレビの女子アナで、現在はフリーアナとして活躍する夏目三久(31)が、近々本格的に女優デビューするようだ。
夏目といえば、かつて大手広告代理店の恋人との淫らなスキャンダル写真が流出したことがきっかけで、当時の日テレの怒りを買ってしまい仕事が激減。2011年には会社を追われるように退社している。以後フリーとなったわけだが、わずか2年後の2013年に、日テレ系列の番組である『真相報道 バンキシャ!』のキャスターに出戻りで大抜擢された。このキャスティングは、一部で現在夏目が所属している大手芸能事務所のバックアップが背景にあったと言われている。
「夏目の所属する大手プロのA氏は、夏目の才能に惚れ、フリーになった当時から、相当に入れ込んで所属させたと聞いています。タモリ(70)や堺雅人(42)も所属するなど、各局との付き合いも古く、夏目の出演をプッシュすれば断れないディレクターも多いのでしょう」(芸能関係者)
■夏目と事務所が睨む“女優デビュー”のタイミング
フリー以後、最初のレギュラー番組であり、これまで夏目の人気を支えていた『マツコ&有吉の怒り新党』(テレビ朝日系)を今年3月末で卒業した際には「報道に専念するのでは?」などの憶測もネット上で飛び交っていた。また、夏目のレギュラー番組である『あさチャン!』(TBS系)は、視聴率の低迷により打ち切りの噂が絶えない状況で、改編期である来年3月末で降板の話がまとまっているなどの話もあった。
さらに、『バンキシャ!』や『はくがぁる』(テレビ朝日系)は、続投・降板どちらにするか現在検討している最中のようだ。
そもそも夏目は、かなり早い段階で女優としての活動を視野に入れていた。かつて日テレ時代には、開局55周年を記念し、アナウンサーで結成されたアイドル『go!go!ガールズ』でCDデビューをしたり、映画『それいけ!アンパンマン 妖精リンリンのひみつ』では声優を務めている。若いうちから幅広い活動を行ってきた夏目は、自分自身の年齢も考えた上で、今後の展開についてもかなりシビアに考えているという。
「夏目も今年で32歳。女子アナとして活躍できるピークの年齢はとうに過ぎており、現在の事務所に所属した時から、いずれは女優へ転向するつもりだという意思を周囲にほのめかしていたようです。時期を待っていたが、ようやくそのタイミングが来たということでしょう」(前出・関係者)
女優としての活動が現実味を帯びてきた夏目の今後の活動に注目したい。
- 文・佐々木浩司(ささき・こうじ)
- ※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。