清宮だけじゃない?高校野球・東京大会に集う有名人のJr.たち
今年の高校野球も昨年に引き続き、西東京大会を戦う早稲田実業・清宮幸太郎内野手(2年)が注目の的となっている。2年生にして高校通算50本塁打を突破。すでに超高校級のスターである。
そんな清宮選手の父親といえば、ラグビー界の大物。早大ラグビー部やサントリーなどで活躍し、2015年に監督としてヤマハ発動機ジュビロを日本一に導いた、清宮克幸氏(49)だ。高校野球東京都大会を見てみると、清宮選手以外にも有名人の息子が続々と試合に出場していた。
■ヒロミ(51)・松本伊代(51)夫妻
ヒロミ(本名・小園浩己)と松本伊代夫妻の次男・小園隼輝(としき)捕手は、成城学園高校3年生。西東京大会では3回戦まで進出し、試合に出場した。専大付属高校に1-8で敗れた。スタンドで応援していた伊代は、栄養士直伝のパスタなどでサポートしていたという。隼輝選手は成城大学に進学予定で、大学では野球は続けないと明言。なお、兄の小園凌央(20)は俳優として活躍している。
■中山秀征(48)・白城あやか(48)夫妻
中山秀征と元宝塚歌劇団・星組トップの白城あやか夫妻の間には4人息子がいる。長男の中山翔貴投手は、青山学院高等部3年生。青山学院中等部時代は外野手だった。東東京大会ではエースとして粘投したが、3回戦で正則高校に5-7で逆転負け。観客席にいた中山も、息子の奮闘をたたえた。
なお、青山学院大学は現在、東都大学リーグ2部にいるが、千葉ロッテ・井口資仁(41)らを輩出している名門。翔貴投手もこの先野球を続けるのかどうか、注目だ。
■松崎しげる(66)
松崎しげるも高校球児であった。1978(昭和53)年、第50回春のセンバツ高校野球では、ヒット曲『愛のメモリー』が入場行進曲として選ばれた。また、西武ライオンズの球団歌『地平を駈ける獅子を見た』を歌うなど、松崎と野球のつながりは濃い。
松崎と3人目の妻との間に生まれた長男・松崎優輝外野手(3年)は、和光高校3年生。1年夏からレギュラーで、3年生の西東京大会では4番・右翼として出場したが、狛江高校に3-10で敗戦した。
3名ともチームの中心選手で、スポーツ紙ではインタビューを受けた様子も紹介されたが、親譲りと思われる端正な顔立ちも特徴だ。芸能界からも熱い視線が集まりそうな“逸材”たちかもしれない。
- 文・佐々木浩司(ささき・こうじ)
- ※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。