薬物の後遺症?ASKAがブログで綴った”盗聴被害”の深刻度

デイリーニュースオンライン

写真は「ASKA12」より
写真は「ASKA12」より

 覚せい剤中毒の後遺症か、はたまた──? 2014年に覚せい剤取締法違反の罪で有罪判決が下された歌手・ASKA(58)のブログが話題になっている。

「7月18日に突然、ASKAが書いたとみられるブログが開設され、本人が書いたかどうかが注目されました。ASKA本人に直撃し、その裏をとったのがフジテレビ系の『直撃LIVE グッディ!』。するとASKAはあっさり認め、芸能界に激震が走りました」(報道関係者)

『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ)に視聴率で大きく水をあけられていた『グッディ!』のスクープであったが、直撃さえもASKAはネタにしている。自身のブログ「aska_burnishstone’s diary」では、「やられちゃいました。フジテレビのカメラでした。番組『ノンストップ』(フジテレビ)だったのでしょうか?」と微妙な勘違いをまじえ、経緯に触れているのだ。

「『グッディ!』は立ち上げ時、バラエティ出身のディレクターばかりで取材力はかなり低かった。芸能に強いワイドショーのスタッフが集まらなかったのです。やっとの思いで取れたスクープだった。『グッディ!』の直撃後、ASKAはブログで『グッディ!は1時45分からみたいですね。僕も、自分の不機嫌な顔を観てみましょう。』とユーモアで返したのにも驚いた。出演者は『まさか、番宣をしてくれるとは思わなかった』と驚いていました」(ワイドショーディレクター)

 直撃時、黒縁の眼鏡をかけていたASKAの顔は少し細くなったような印象。ディレクターとの受け答えにはスムーズに答えているように見えた。ディレクターからの「ASKAさん歌は僕らはまた聞けるんでしょうか」という質問に対し、「ありがとうございます。頑張ります」と答えている。

 そこで気になるのは、ASKAは本当に復活できるかどうかだ。

■50代の薬物再犯率はなんと79%

 警察庁によると覚せい剤の再犯率は20代が39%なのに対し、50歳以上は79%とその数値は一気に上昇する。しかも、不安材料はある。

 今年1月、ASKAは9万2000字にも及ぶ文章を発表し、何者かに盗聴されていると被害妄想を訴えた。タレント飯島愛(故人)との関係まで綴り、閉鎖した経緯もある。

「今回のブログも多いときは1日数回更新するなど、強い意欲が感じられる。相変わらず盗聴、盗撮を訴えている点に覚せい剤の後遺症を感じなくもないが、本人は強く否定しています。ただ、ASKAが綴った歌詞の作り方に触れた文章は日本語も美しく、やはり希有な才能の持ち主なんだと思わせる箇所も。どうかこのまま、薬物に手を染めることなくカムバックしてほしい」(前出・ディレクター)

 国民的な人気ミュージシャンに復帰の日は来るのだろうか。今後に注目が集まっている。

文・海保真一(かいほ・しんいち)
※1967年秋田県生まれ。大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。週刊誌で執筆し、芸能界のタブーから子供貧困など社会問題にも取り組む。主な著書に『格差社会の真実』(宙出版)ほか多数。
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